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公開年:1998年
公開国:アメリカ
時 間:99分
監 督:ブライアン・デ・パルマ
出 演:ニコラス・ケイジ、ゲイリー・シニーズ、ジョン・ハード、カーラ・グギーノ、スタン・ショウ 他
コピー:目撃者:1万4,000人、容疑者:1万4,000人 巨大スタジアムに仕掛けられた戦慄の陰謀!
アトランティック・シティのドーム会場で、ボクシング王座戦が開催される。大観衆が白熱する中リングサイドで観戦中の国防長官が銃撃される。その瞬間を間近で目撃した地元刑事のリック・サントーロは、国防長官の護衛にあたっていたのが旧友のケビン・ダンだったことから、犯人捜しに奔走するのだった。しかし、捜査を進めるうち、何や他巨大な陰謀が仕組まれていることに気付き…というストーリー。
大したストーリーじゃないのに、4度目の鑑賞。なんで観ちゃうのかというと、例のラストの宝石のくだりって何だっけ?ってふと頭をよぎるから。で、結局、思い出せないんで観直しちゃう。
実際、この映画がなんで話題になる(なった)のかって、この一点だけでしょ。でも、はっきりって話の本筋にはあまり関係ないんだけどね。だって、エンドロールを馬鹿正直に最後まで観ないと出てこないんだから。
で、実際に意味を考えると大した仕掛けではない。“スネーク・アイズ”ってのは親の総取りっていうバクチ用語らしい。つまり、この映画で誰が丸々特をしたのか?ってこと。それは主人公ではなくってパウェルってことだよね。サントーロ刑事が最後に語る灯台の話は、娯楽という物欲で人を集め食いものにすることに通じていて、且つ、灯台の光は例の宝石の光に通じるわけだ。で、あの宝石は途中に出てきた赤毛の女が、口封じのために人柱になってるってこと。
#ただ、パウェル役のジョン・ハードが、黒幕ってほどの演技を見せていないのが…。そして、ある意味、リークした女性も最終的に得をしているのも、判りにくさの一要因か。
これに焦点を当てて、思わせぶりにプロモーションした配給会社がウマかったんだろうね。
でも、なんだかはっきりしない演出が多いのは事実。それが、単なる失敗なんだか、わざと思わせぶりにして惑わせているんだか、判断がつかないという不思議な状態。あまりにわからなすぎて、しまいにはサントーロとダンはグル?いやいや、それは辻褄が合わないから…とか、そういう次元で脳が働きはじめる始末。
なんか、謎の多い男に惹かれちゃう女性の心境に近いのかね。その反面、人によっては、イライラさせられて、まったく受け付けられないかも。評価がぱっくり分かれる作品だろう。まあ、そこはデ・パルマのスゴさということにしておこうじゃないか。
でも、映像センスは確かに素晴らしくて、特に前半の長廻しは特筆すべきだと思う。
特段、お薦めはしない。またいつか日曜の昼下がりとかにTV放映するだろう。そのときで充分。
#今回、字にしたので、もう宝石のくだりは忘れないだろう。つまり、これが最期の鑑賞ってことかな。さらば。
負けるな日本
出張とか入ると、投稿は遅れてしまいますわ。
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