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公開年:2007年
公開国:イギリス、オーストラリア
時 間:96分
監 督:ジリアン・アームストロング
出 演:キャサリン・ゼタ=ジョーンズ、ガイ・ピアース、ティモシー・スポール、シアーシャ・ローナン、ラルフ・ライアック 他
イカサマ降霊術師のメアリーと娘のベンジーは、降霊術ショーでなんとか食いつないでいる生活。ある日、二人が住む町に、超有名な奇術師フーディーニが興行に訪れる。彼は、亡くなった母親が最後に残した言葉を降霊術師に、1万ドルの賞金を出すと宣言する。極貧の生活から抜け出したいメアリーは、降霊術を成功させるため彼の身辺に近づき、母親の最後の言葉のヒントを探るのだった。しかし、彼に近づき親しくなるうちに、お互いに惹かれはじめてしまい…というストーリー。
まず、フーディーニという人物を良く知らない(最後のテロップを見るまで実在の人物だと思っていなかった)。実在とはいえ、どこまで本当でどこまで脚色なのかな。
#そういえば、『ソードフィッシュ』でトラボルタが名前を出していたような…。
お金をせしめるために、奇術師と霊媒師による丁々発止のバトルが展開されるのかと思いきや、おっさんとおばちゃんの淡い恋愛話になってしまう。いや、恋をしてしまうことで騙しあいがうまくいかなくなる…という味付けならば別に問題は無いのだが、恋愛ストーリーに傾きすぎて、話の主軸をどこにおこうとしているのかわからなくなり、迷子状態に。
まだこれで、フーディーニが独身貴族だっていうんなら、かわいい恋愛ドタバタコメディになったかもしれないが、妻帯者なので不倫ってことになると、なんかノリきれない。それに加えて、母子関係の機微を加えようとしたりするので、ますます混迷。最後の方になると、フーディーニは単なるマザコンのおっさんでしかなくなってしまう。
ゼタ=ジョーンズとガイ・ピアースを配しておきながら、この結果では実にうかばれない。妙に映像が綺麗なので、逆につまらなさが際立ってしまうほど。
で、最後はダーウィン賞にノミネートされてもおかしくない死に方で、ポカーン。最後の母子の涙に微塵も共感できないというありさまで、そりゃあ日本未公開だろうよ…というデキ。これは、観るだけ時間の無駄だろう。要注意フラグを立てておこう。
負けるな日本
出張とか入ると、投稿は遅れてしまいますわ。
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