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公開年:2006年
公開国:オーストラリア
時 間:99分
監 督:ムラーリ・K・タルリ
出 演:テリーサ・パーマー、ジョエル・マッケンジー、クレメンティーヌ・メラー、チャールズ・ベアード、サム・ハリス、フランク・スウィート、マルニ・スパイレイン 他
コピー:2時37分──そのとき孤独が世界を満たす。
それぞれに深い悩みを抱える10代たち──自ら命を絶つのはだれなのか?
放課後の高校。一人の女生徒が部屋の中から何がが倒れる音を聞き、その部屋のドアを開けようとするが鍵が閉まっている。呼びかけても返答がない。騒ぎを聞きつけた教師が鍵を壊して開けると、部屋の中には血溜りができていた。一体何があったのか。時間はその日の朝に戻る。成績優秀なマーカスは、弁護士の父を尊敬し自分も弁護士を目指しているが、常に両親からプレッシャーをかけられており、成績に一喜一憂し苦しんでいた。一方、彼の妹メロディはサッカー好きの普通の女子高生だったが、兄とは違い成績もよくない自分は、両親から愛されていないと思いこんでいた。スポーツマンで人気者のルークは、自分の力を鼓舞し、2人の友人と一緒に、弱いものイジメを繰り返していたが、そのターゲットは、体に障害を持つイギリスから転向してきたスティーブンと、ゲイであるとカミングアウトしたショーンだった。スティーブンは自分の体のことでこれ以上家族に心配をかけまいと、自分がイジメられていることを言うことができない。そしてショーンは、カミングアウトしてから両親からも見捨てられてしまっていた。家庭志向の強いサラは、ルークと付き合っており、卒業したら彼と結婚したいと考えていたが、ルークが自分に好意を持っていないような気がして仕方がなかった。6人の若者はそれぞれ苦悩していたが…というストーリー。
血で溢れている床。誰かが死んでいた模様。さて誰か…。人間ドラマというよりも、謎解きサスペンスである。それも編集・構成を駆使した仕掛け。
6人に対する、白黒映像のインタビュー。このインタビューが、“誰か”が死んだ後に行われたものなのか、それより前に撮られたものなのかはわからない。そりゃあ、死んだ後ならインタビューが存在するわけがない。でも、事件でもない限り、そんな深刻なインタビューを撮るシチュエーションなんかあるか? やっぱり、この中の誰かなのかな? そういうことも含めて、わからないようにして、色々考えさせる演出である。
6人がそれぞれ、結構重い問題を抱えているのだが、より深刻な人が、シフトしてく構成がおもしろい。もちろん深刻な人ほど、“誰か”の招待である可能性は高まるわけである。
(以下、ネタバレ)
おしっこ漏れちゃう人、ゲイの人、実はゲイだった人…。後から後から厳しい事情が判明してくる。でも、最後にとてつもないピンチに陥っていることわかる人がいて、完全に「こいつか~」となるわけだが…さて、“誰か”はそいつなのか。
で、最後に答え合わせになるのだが、「え?誰?」ってなって、頭から早送りして確認しなおしてしまったくらい。まあ、97%、当たらないだろう。思春期の不安定さを表現したいなら、演出的には正解だし、人の生き死にのドキドキと、予想外の驚きを与えたいなら、そっちの意味でも正解。派手さこそないが、よくまとまった作品だと思う。
ただ、シナリオ上、強くひっかかったのが、おしっこ漏れちゃう人。尿道が二本あって片方が制御できなくて、どうしても漏れちゃうという先天的な障害の持ち主。とてもかわいそうなんだけど、疑問なのが、“なぜ手術しないのか?”という点。2本あるんなら片方ふさげばいいだけじゃないか。難しい手術だとは思えない。そして、その障害を学校側が知らず、ただ漏らし癖のある人間だと思い、教師までもが蔑む状況。そんなことありえるか?そのことで学校でいじめられていることを家族には隠したいという感情はわかるのだが、それを家族が知らないとは考えにくく、放置していることが不自然。
もう、この1点の設定だけが、作品の質を落としていると思う。実におしい。
出張とか入ると、投稿は遅れてしまいますわ。
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