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公開年:2005年
公開国:イギリス
時 間:77分
監 督:ティム・バートン、マイク・ジョンソン
出 演:ジョニー・デップ、ヘレナ・ボナム=カーター、エミリー・ワトソン、トレイシー・ウルマン、ポール・ホワイトハウス、アルバート・フィニー、ジョアンナ・ラムレイ、リチャード・E・グラント、クリストファー・リー、マイケル・ガフ、ジェーン・ホロックス、ディープ・ロイ、ダニー・エルフマン 他
ノミネート:【2005年/第78回アカデミー賞】長編アニメ賞
【2005年/第11回放送映画批評家協会賞】長編アニメ賞
コピー:ホネまで愛してくれますか?
19世紀ヨーロッパにある小さな村。魚屋で財を成したが品のないヴァン・ドート夫妻の息子ビクターと、破産寸前の貧乏貴族エヴァーグロット夫妻の娘ビクトリアは、親同士の思惑により結婚させられることに。結婚式の前日のリハーサルで、はじめで顔を合わせたが、お互い好印象でまんざらでもない様子。しかし、いちもオドオドしていてドジなビクターは緊張しまくりで、式の手順を覚えられない。怒った神父は覚えるまで式は延期を言い渡す始末。落ち込んだビクターは、一人夜の森で結婚式の練習をする。そして地面から出ている枝を花嫁の指に見立て、結婚指輪をはめ誓いの言葉を述べると、突然地面から花嫁衣装を着た白骨化した女性が現われ…というストーリー。
マペットアニメのクオリティは『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』よりも数段上がっていると思う。CGか?って思うくらい。逆に、それならCGでいいじゃねーかというジレンマを生んでしまうくらい。でも、とにかく、魚の生臭さが伝わってくるくらいデキはよい。画質は灰色度合いが過ぎて子供の目は飽きるだろう。それに対して黄泉の世界を色鮮やかにするのかな…と思ったが、それほどカラフルでもないという。
両家の打算で結婚させられる若い男女。内容的に子供向けではない。プロットは基本敵な流れは『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』と同じ。ロシアの民話が元らしいし、脚本にティム・バートンは名を連ねてはいないけど、ストーリーボードは彼が作ってるはず。
本作で特徴的だと思う点は、ヒロインが二人いる点。そしてヒロインの正確がそれまでの作品と微妙に異なる点。
従来の作品だと、死体であるコープス・ブライドの方がヒロイン扱い。そして、その異形の姿と裏腹に美しい内面で…というキャラクターになる。たしかにコープス・ブライドは魅力的に描かれているのだが、アホな男に騙されて殺されており、そのくせ結婚に憧れているのかビクターから求婚されたと勘違いして粘着するという、どちらかといえばビッチな役。
一方のビクトリアは、ビターン卿と結婚するハメになってもイヤがりはするがそれほど強く抗うわけではないという、弱い人物。純真以外の何者でもないが、特段魅力があるわけでもない。これまでの作品では取り上げられるような性格ですらないと思う。
最終的には、コープス・ブライドは成仏するし、ビクトリアとビクターは結ばれるっていうオチなのでOKっつー話ではある。しかし、以前ならそんな風に男女関係が描かれなかったと思う。ヘレナ・ボナム=カーターとの間に子供が生まれ、幸せな家庭生活をおくっていることが、作風に変化に繋がっているんだろうな。あまり“お母さん”にならないでねっていうアピールとか?よくはわからんけど、以降の作品に出てくる女性像が、あまり魅力的に写らないのはちょっと残念に感じるね。
ただ、ミュージカルとしてのデキは良いと思う。劇団四季とかコレをやればウケると思うんだ。
『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』『ジャイアント・ピーチ』『コープスブライド』この三本をまとめてディズニーのアトラクションにすればとても面白いのに…と思うけど、本作はディズニーじゃないんだよね。
公開国:イギリス
時 間:77分
監 督:ティム・バートン、マイク・ジョンソン
出 演:ジョニー・デップ、ヘレナ・ボナム=カーター、エミリー・ワトソン、トレイシー・ウルマン、ポール・ホワイトハウス、アルバート・フィニー、ジョアンナ・ラムレイ、リチャード・E・グラント、クリストファー・リー、マイケル・ガフ、ジェーン・ホロックス、ディープ・ロイ、ダニー・エルフマン 他
ノミネート:【2005年/第78回アカデミー賞】長編アニメ賞
【2005年/第11回放送映画批評家協会賞】長編アニメ賞
コピー:ホネまで愛してくれますか?
19世紀ヨーロッパにある小さな村。魚屋で財を成したが品のないヴァン・ドート夫妻の息子ビクターと、破産寸前の貧乏貴族エヴァーグロット夫妻の娘ビクトリアは、親同士の思惑により結婚させられることに。結婚式の前日のリハーサルで、はじめで顔を合わせたが、お互い好印象でまんざらでもない様子。しかし、いちもオドオドしていてドジなビクターは緊張しまくりで、式の手順を覚えられない。怒った神父は覚えるまで式は延期を言い渡す始末。落ち込んだビクターは、一人夜の森で結婚式の練習をする。そして地面から出ている枝を花嫁の指に見立て、結婚指輪をはめ誓いの言葉を述べると、突然地面から花嫁衣装を着た白骨化した女性が現われ…というストーリー。
マペットアニメのクオリティは『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』よりも数段上がっていると思う。CGか?って思うくらい。逆に、それならCGでいいじゃねーかというジレンマを生んでしまうくらい。でも、とにかく、魚の生臭さが伝わってくるくらいデキはよい。画質は灰色度合いが過ぎて子供の目は飽きるだろう。それに対して黄泉の世界を色鮮やかにするのかな…と思ったが、それほどカラフルでもないという。
両家の打算で結婚させられる若い男女。内容的に子供向けではない。プロットは基本敵な流れは『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』と同じ。ロシアの民話が元らしいし、脚本にティム・バートンは名を連ねてはいないけど、ストーリーボードは彼が作ってるはず。
本作で特徴的だと思う点は、ヒロインが二人いる点。そしてヒロインの正確がそれまでの作品と微妙に異なる点。
従来の作品だと、死体であるコープス・ブライドの方がヒロイン扱い。そして、その異形の姿と裏腹に美しい内面で…というキャラクターになる。たしかにコープス・ブライドは魅力的に描かれているのだが、アホな男に騙されて殺されており、そのくせ結婚に憧れているのかビクターから求婚されたと勘違いして粘着するという、どちらかといえばビッチな役。
一方のビクトリアは、ビターン卿と結婚するハメになってもイヤがりはするがそれほど強く抗うわけではないという、弱い人物。純真以外の何者でもないが、特段魅力があるわけでもない。これまでの作品では取り上げられるような性格ですらないと思う。
最終的には、コープス・ブライドは成仏するし、ビクトリアとビクターは結ばれるっていうオチなのでOKっつー話ではある。しかし、以前ならそんな風に男女関係が描かれなかったと思う。ヘレナ・ボナム=カーターとの間に子供が生まれ、幸せな家庭生活をおくっていることが、作風に変化に繋がっているんだろうな。あまり“お母さん”にならないでねっていうアピールとか?よくはわからんけど、以降の作品に出てくる女性像が、あまり魅力的に写らないのはちょっと残念に感じるね。
ただ、ミュージカルとしてのデキは良いと思う。劇団四季とかコレをやればウケると思うんだ。
『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』『ジャイアント・ピーチ』『コープスブライド』この三本をまとめてディズニーのアトラクションにすればとても面白いのに…と思うけど、本作はディズニーじゃないんだよね。
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クボタカユキ
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男性
趣味:
映画(DVD)鑑賞・特撮フィギュア(食玩/ガシャポン)集め
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一日一シネマ。読んだら拍手ボタンを押してくだされ。
出張とか入ると、投稿は遅れてしまいますわ。
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