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公開年:2009年
公開国:アメリカ
時 間:111分
監 督:アン・フレッチャー
出 演:キャサリン・ハイグル、ジェームズ・マーズデン、エドワード・バーンズ、ジュディ・グリア、マリン・アッカーマン 他
コピー:「プラダを着た悪魔」のスタッフが贈るあなたの物語。
結婚式の人々の幸せな様子に魅せられているジェーンは、いまや花嫁付添い人のスペシャリスト。クローゼットには付添い人として着たドレスが27着も眠っている。しかし、彼女自身の恋愛については臆病で、上司のジョージに長く片思いしているが想いを告げられずにいる。そんなある日、わがままな妹テスが実家のNYに帰ってくる。テスとであったジョージは彼女に一目惚れしてしまい、あっというまに結婚することに。ジェーンはショックを隠して2人の結婚準備に奔走する。一方、地元新聞社で結婚式欄を担当しているライターのケビンは、花嫁付添い人を繰り返すジェーンに興味を持ち、取材を申し込むのだったが…というストーリー。
ブライドメイドとか兄弟プログラムとか、アメリカにある制度はよくわかんねーなぁ…と思う。じゃあ、全然共感できないのか?というとそんなことはない。他者が喜んでくれることが自分の喜びっていうジェーンの感覚は、日本人の職業観に近いと思う。それに頼まれたら、“NO”なんてはっきりは言えないでしょ。シンパシーを感じる日本人は多いと思うし、男性でもこのジェーンに共感できると思う。
人の結婚式の手伝いばかりしていて自分の人生は?っていう、ありきたりなプロットなんだけど、他人が喜んでくれるのがうれしいと思う気持ちと、自分が奥手なのは、別にトレード・オフじゃないだろう(リア充だけどブライドメイドをするのも大好きてのもありえるでしょ)。だから、途中でケビンが指摘したような、他人の喜びを自分の喜びの代償にしている…みたいな指摘はたぶん的外れなのだよ。
じゃあ、そんな的外れなのになぜおもしろいのか?内に秘めるタイプの女性が、アバズレな妹に好きな人をとられちゃって、これてどうなっちゃうのよって部分。そこだけで、充分おもしろい。
だから、意外とジェーンとケビンとの恋愛模様は、オマケかな。捻った展開もあって工夫がみられたので、ここはジェーンとケビンがあえて簡単にくっつかないという流れもありかな…なんて思ったくらい(さすがにそれはなかったけど)。
でも、最後、テスとジョージの展開にも救いがあったし、たいして重要じゃないと思ってた“27”にもしっかり意味を持たせてくれたところは、ベタだったけど正直ゾワっときたよ。おさまり具合のいいラストだった。サラッとスッキリ見せてくれる、心地のよいラブコメとして仕上がっている。昨日に続き、男性もOKなラブコメ。良作だね。軽くお薦め。
負けるな日本
出張とか入ると、投稿は遅れてしまいますわ。
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