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公開年:2011年
公開国:日本
時 間:141分
監 督:佐藤信介
出 演:二宮和也、松山ケンイチ、吉高由里子、本郷奏多、夏菜、千阪健介、白石隼也、緑友利恵、玄覺悠子、若葉竜也、阪田マサノブ、越村友一、橋本まつり、水沢奈子、奥瀬繁、平野靖幸、大石将史、神威杏次、戸田菜穂、小松利昌、池上幸平、落合モトキ、小林一英、市川千恵子、春名柊夜、Merii、古澤裕介、土平ドンペイ、長江英和、柴田愛之助、綾野剛、伊藤歩、田口トモロヲ、山田孝之 他
ガンツに命じられるまま星人との戦いに身を投じた玄野と加藤。解放されることを目指し得点を重ねていたが、戦いの中で加藤は死んでしまう。100点に到達すると人間を再生させること知り、加藤を生き返らせるために玄野は懸命に戦い続けるのだった。しかし、順調に点数を重ねる玄野前に、過去に100点を取りガンツを卒業していたメンバーが再び呼び寄せられたり、何故か加藤が復活するなど、不可解なことが続く。そして、彼らの前に最強の星人が出現すると、ガンツの様子に異変が生じる。そんなガンツが次のターゲットに選んだのは、星人ではなく玄野のことを想い続ける多恵だった…というストーリー。
一作目からの補足率は高いと思う。ほとんどの人が二作目に流れたと思う。いい謎の残し方だったし、期待のさせ方だった。原作がどういう展開なのか知らないのだが、星人側が反撃にくるという流れは、自然な流れだし、不自然さは無い。むしろ前回よりもテンポはよくなっているし、人間アクションという点では向上していると思う。
吉高由里子は、なにか腹黒さがにじみ出ているように見えて、あまり好きな女優ではないのだが、本作は必要以上なかわいさを必要としていない役なのでマッチしていたと思う。唯一キャスティングでトホホだったのは、有名タレント鮎川映莉子役の伊藤歩。残念ながら有名芸能人のオーラが出ていない。キャスティングの問題はそのくらいでしょう。近年の日本のSF映画としては、珠玉のデキだと思う。しかし…。
あえて文句を言わなければいけないようなデキではないのだが、ただ、わざわざタイトルに“PERFECT ANSWER”とまで冠しているくせに、その完璧な答えとやらがちっとも完璧じゃない点だけは、指摘させてもらう。
自分なら絶対忌避するオチだったと思う。
だって、対星人抗争を“させていた”のは、だれの意思だったのか?というところを想像すると変な感じになるでしょ。GANTZ玉自体の意思なのか、中の玉男の意思なのか。玄野が玉男になったら、争いが無くなった…ということは、中の人の意思でGANTZの力が使われているということになるよね。つまり中の玉男の心が邪悪だったから、こうなった…と。
でも、玄野が玉男になることを決意したらGANTZ玉はお礼を言っていたぞ。中のハゲの玉男の意思で動いているなら、なんで感謝するのだ?おかしいじゃないか。あれはどう解釈しても、GANTZ玉自体の意思だろ。要するに人間を生体エネルギーとして必要としているけど、ハゲが死にそうだから、代わりになってくれるなんてどうもありがとう。そういうことだろ。
なによ、じゃあGANTZ玉ってのはタダ人間を取り込んで活動を維持できりゃそれで満足だってこと?じゃあ、存在意義は何よ?目的は何よ?わけわかんないよね。
で、そのGANTZの能力をもってすれば、すべてが無かったことにできるわけ?すべてのこの事件で死んだ人も生き返って、破壊されたものまで元に戻って。じゃあ、多分、死んだ星人なんかも元に戻って、その星で楽しく暮らしてるんだろうね…。そして、スケッチブックの絵とか電光掲示板とかそういうのだけは、元に戻さない…そんなこともできるんだ…って、その万能っぷりに何かヒいちゃうわ。
まあ、私が薦めなくても、一作目を観た人は観るんでしょう。最後だけがすっきりしないけど、充分満足に足るレベル。
負けるな日本
出張とか入ると、投稿は遅れてしまいますわ。
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