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公開年:2013年
公開国:アメリカ
時 間:118分
監 督:リドリー・スコット
出 演:マイケル・ファスベンダー、ペネロペ・クルス、キャメロン・ディアス、ハビエル・バルデム、ブラッド・ピット、ブルーノ・ガンツ、ディーン・ノリス、ナタリー・ドーマー、ゴラン・ヴィシュニック、トビー・ケベル、エドガー・ラミレス、ロージー・ペレス、リチャード・カブラル、ジョン・レグイザモ 他
ノミネート:【2014年/第23回MTVムービー・アワード】トンデモ・シーン賞(キャメロン・ディアス)
コピー:罪を、選んだ。

若い弁護士“カウンセラー”は、恋人ローラとの結婚を決意。出張という名目でアムステルダムまで行き、宝石商から婚約指輪を購入する。帰国後、カウンセラーは友人の実業家ライナーと彼の愛人マルキナが所有するペントハウスで開かれたパーティに参加する。ライナーは、かねてからカウンセラーに麻薬ビジネスに関わらないかと勧誘を受けていたが、婚約指輪の購入費用のために、一回だけやることにするのだった。指輪の購入費用に目処がついたカウンセラーは、ローラにプロポーズ。彼女はそれを受け入れるのだった。その後、麻薬ブローカーのウェストレーを紹介され、メキシコの麻薬カルテルとの取引に関わることに。しかし、メキシコの麻薬カルテルは、弁護士という職業に悪印象を持っており、何か問題が生じた場合は容赦なく制裁されるとウェストレーは忠告したが、計画通りに事を進めれば問題はないとカウンセラーは気にもとめなかった。一方彼は、本業として、殺人罪により収監中のルースの公選弁護人を担当していた。そこでルースからスピード違反で拘留された息子の保釈を頼まれる。カウンセラーはルースの息子を保釈させるのだが、何者かに殺害されてしまう。実はルースの息子は、麻薬カルテルに雇われた麻薬の運び屋で、別送していた麻薬も奪われてしまう。麻薬カルテルは、ルースの息子の死にカウンセラーが関わっているのではないかと疑うのだった…というストーリー。

…あらすじを書いていてうんざりするほど、難解である。「あの王様、はだかんぼうだよ!」的な感じではっきり言わせてもらう。この話はわからん。なんらかの解説・補足・予備知識を持たずして、スッと腑に落ちた人間が何人いるだろう。掴みどころのないストーリーを狙っているのかもしれないが、一線を超えて、何がおこってるんだか、さっぱりわからない状態。ストーリーの軸すら見えてこない。

豪華なキャストに期待が高まる分だけ、この難解さに打ちひしがれてしまう。役者それぞれに見せどころを均等に割り当てているように感じるが、おかげでストーリーのメリハリがなくなり、本当に観せたい筋がわからなくなっている。

以下ネタバレ…というか、私なりに掴んだ話の筋が以下(これであってる?)

若い弁護士が金に目がくらんでヤバイ商売に手を出すのだが、麻薬カルテルに追われるハメに。実は、麻薬カルテルなんかよりも貪欲で罪悪感のかけらもないサイコパスの罠にハマっていたのでした。そのサイコパスは、目に映る金目のものは全部自分のものにしようとするほどの底抜けの貪欲さで、そのためには全員を容赦なく非道な手段で殺すのでした。さて、サイコパスは誰でしょう。

ローラが惨殺されたことを示す映像が送付されてくるのだが、『セブン』ほどのインパクトはなし。リドリー・スコットってこんなレベルの監督だったっけ?

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出張とか入ると、投稿は遅れてしまいますわ。
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