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公開年:2013年
公開国:アメリカ
時 間:149分
監 督:ゴア・ヴァービンスキー
出 演:ジョニー・デップ、アーミー・ハマー、トム・ウィルキンソン、ウィリアム・フィクトナー、バリー・ペッパー、ヘレナ・ボナム=カーター、ジェームズ・バッジ・デール、ルース・ウィルソン、ブライアント・プリンス、メイソン・クック、JD・カラム、ハリー・トレッダウェイ、ジェームズ・フレイン、ホアキン・コシオ、デイモン・ヘリマン、マット・オリアリー、W・アール・ブラウン、ティモシー・V・マーフィ、ギル・バーミンガム、ケヴィン・ウィギンズ、ロバート・ベイカー、リュー・テンプル、レオン・リッピー、スティーヴン・ルート、ランディ・オグレスビー、ブラッド・グリーンクイスト、ランス・ハワード、レナード・アール・ハウズ、トラヴィス・ハマー、ジャック・アクセルロッド、フリーダ・フォー・シェン 他
受 賞:【2013年/第34回ラジー賞(ゴールデン・ラズベリー賞)】ワースト・リメイク・盗作・続編賞
コピー:世界を変えるのは、正義か?復讐か?
西部開拓時代のアメリカ。郡検事のジョン・リードが乗っている蒸気機関車が、強盗団から襲撃される。強盗団の目的は、列車で護送されているボスのブッチ・キャヴェンディッシュを奪還するためだ。ジョン・リードが護送車に向かったものの、一緒に護送されていたネイティブアメリカンのトントと一緒に強盗団に縛り上げられ、まんまとブッチを奪還されてしまう。その後、ジョンは勇敢なテキサス・レンジャーである兄ダンたちと一緒に、キャヴェンディッシュ一味を捕まえるために旅に出るが、仲間の一人の裏切りによって、全員残酷に殺されてしまう。そこに死体から金品を漁るために現れたトントは、不思議な白馬シルバーの導きによって、コマンチ族に伝わる術でジョンを救う。実は、トントは、少年時代にブッチから受けた忌まわしい経験から、復讐に燃える戦士だった。共通の敵を持つことになった二人は、手を組むことにしたのだが、法の僕であるジョンと、何でもありのトントが噛み合うわけもなく…というストーリー。
ディズニーでジェリー・ブラッカイマー製作でジョニー・デップ主演で、何の問題があろうか!?って感じなのに、まあ、ここまで冒頭から難点が鼻につく作品はめずらしい。
列車からジョンとトントが脱出する際のCGがあまりにうそ臭い。シーンに迫力があるのは結構なことだが、無闇に現実離れしてしまっては興醒めさせるだけである。もしかすると、3Dの効果がよく出るようにつくられているのかもしれないけど、ダメなものはダメ。
また、なぜか博物館のいる老トントが、少年に過去を語るという構成なのだが、これがクソ演出。ストーリーの転換ポイントでちょいちょいとこの場面になって、少年と老トントがやりとりしながら経緯を説明するのだが、本当に無用。一応エンドロール中のシーンに繋がりはするのだが、だからといって、正直、何の意味があるのか、どういう面白さを狙っているのかわからない。銀行強盗のくだりを冒頭にもっていったのだって、効果はあっただろうか。これらの演出をカットして130分以内に収めるのが正しかったのではなかろうか。本当にブラッカイマー製作なのか?と思うほど、彼らしくないような…。
大昔のローン・レンジャーのドラマを観ていた世代ではないので、懐かしさはない。おまけに、ジョニー・デップとアーミー・ハマーを見ても、この2人が合わされば、ものすげー強い!おもしろい!っていうワクワク感がイマイチ感じられない。まあ、トントのキャラクターは文句ないほど際立っているが、ジョンは銃もまともに扱えない文官がマスクしてるだけ。力不足。
#馬のかわいさには救われている。本当にかわいい。
それでも、両者の復讐劇と丁々発止の攻防は、よく組み立てられているので、見ごたえはあった。さぁて、ストーリーも佳境に入ってまいりました!というところで、また、交差する下の線路を走っている銀鉱石が乗っかってる貨車にダイブしても、なんともありません…てなCG。リアリティがなさすぎて、また興醒め。
また、兄ダンの妻とジョンの関係とか、ダンの息子との関係も、消化不良というか生かしきれていないと思う。
続編の予定はあるのだろうか。このままだとちょっと難しいのでは? 豪華な凡作の域を出ず。
出張とか入ると、投稿は遅れてしまいますわ。
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