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公開国:日本
時 間:116分
監 督:新海誠
出 演:金元寿子、入野自由、井上和彦、島本須美、日高里菜、竹内順子、折笠富美子 他
コピー:それは、”さよなら”を言うための旅
幼い頃に父を亡くし、看護士の母と二人暮しの明日菜。忙しい母の代わりに家事をする傍ら、秘密基地で過ごしたり、父が遺した鉱石ラジオを聞いたりする日々。ある時、そのラジオから不思議な歌のような声が聞こえ、それが忘れられない明日菜。そんなある日、謎の巨大生物が彼女の前に出現し、襲われそうになるが、“アガルタ”という場所からきたというシュンと名乗る少年が彼女を救う。二人は再開を約束するが、彼は現れず、数日後シュンは遺体で発見される。シュンが死んだ現実を受け止められない明日菜は、新任教員のモリサキから地下世界にまつわる神話を聞き、強く興味を惹かれるが…というストーリー。
あらすじをちょっと読んだだけでも、まとまりがないのがわかるでしょ。絵柄の方もまとまりが無くて、風景写真をトレースしたような背景なんだけど、人物は味の無いいかにもアニメチックな作画。
鉱石ラジオの石はありえないキラキラ具合で、ネコともリスとも付かない謎の生物。あきらかにSFチックなノリでスタートするのだが、町や家の様子は昭和50代の感じで、よく掴めない。どうやら現実の世界とは違う架空の世界の出来事らしいのだが…。
それにしても、変なシーンの連打が続く。
死体に縛ってあったスカーフが何で明日菜のものとわかるのか(購買で買えるようなものなんだから名前は刺繍されてはいなかろうに)。
帰ってきた娘を抱きしめる母親。心配していたなら捜せばいいじゃないか。濡れてもいないから、家にいたんだろうね。
芋を毒抜きするために水に晒さなければ…といいつつ、次のカットでは丸ごと食べている。
etc…
アガルタの住人達の言い草がまた、くだらない。平穏に暮らしていたアガルタは地上世界から蹂躙され、文明を奪われたために、今は貧しいのだそうだ。地上世界と隔離できているんだから、それなら地下の文明は復活できるだろうに、我々は地上の人たちからいいようにされ力つきちゃって、できないんだって。バカ左翼思想と一緒。これがファンタジーと結びついたら、バカバカしくて目も当てられない。
#まあ、唯一の救いは、シンが、アガルタの衰退の原因が「どうせ…」と諦めたからから、ニヒリズムのせいだ(私の意訳ね)と指摘する部分か。
劣化ナウシカみたいな世界観、劣化もののけ姫みたいな動物、劣化ゲド戦記みたいなキャラ。ケツァルトなんか劣化巨神兵みたいだし、水の中を進む男の子と女の子の描写なんて千と千尋の神隠し、シャクナビマーラとやらはラピュタみたい。
本作はタダの劣化宮崎。新海誠に宮崎駿的なものを期待している人はいないわけで、いろんな意味で裏切っており、実にみっともない作品。今後もこんな作品をつくるようなら、筆を折ったほうがいい。
至る所、全方位的に、気色悪い部分が散見される作品。まったくお薦めしない。駄作(ゲド戦記未満)。
#で、タイトルの星を追っているのは誰?っていうか“星”って何よ?わけわかんね。
負けるな日本
出張とか入ると、投稿は遅れてしまいますわ。
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