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公開国:日本
時 間:100分
監 督:宇恵和昭
出 演:井上真央、ジョナサン・シェア、国仲涼子、戸田菜穂、國村隼、大竹しのぶ、入江雅人、川岡大次郎、坂東工、パトリック・ハーラン、ダンテ・カーヴァー、ジェームズ・JJ・デ・バラード、ガウ 他
コピー:ド肝抜かれるほど、幸せな日々。
漫画家を目指すイラストレータのさおりは、“漢字”の美しさに見せられて来日したアメリカ人のトニーと出会う。中学生の時に英語のテストで4点を取ったくらい英語が苦手なさおりと、日本語ペラペラのトニーは、普段は日本語でコミュニケーションをとっている。しかし言語オタクのトニーは、日本語への何気ない疑問をさおりにぶつけるが、普段何気なく使ってる語彙や言い回しについての質問に困惑する日々。そうこうしながら二人の交際は順調に進み、同棲生活をスタートさせるまでに。そんな中、姉の結婚式があり、そこで両親にトニーを紹介しようとするのだが…というストーリー。
よく、あの原作を、こういう形の映画にしようと思ったな…と。そしてこの企画を通した製作委員会の面々も、ある意味すごいな…と。
稲川素子事務所 大儲け的…な感じで、TVでよく見る外国人タレントがいっぱいでるのだが、彼らに言わせている台詞が、日本人を馬鹿にしたものばっかりで、この映画の製作側は、日本に来ている外国人は、日本人を馬鹿にしている奴らばっかりですよ!と啓蒙したいのか。それとも外国人を姿を借りて、日本を馬鹿にしたいのかどっちかなんだろうね。
父の死、漫画家としてのプレッシャー、外国人夫のすれ違い…何、このコレジャナイ感。原作マンガの根本である、異文化の差みたいなものに、全然フォーカスが当たってないし。これは、あの原作をモチーフにした別作品なんだね。映画じゃなくて、『あたしんち』的なアニメにしておけば楽しめたんじゃないのかと思うのよ。こうするんなら、別モノだ…とわかるように、タイトルを変化させるべきだったと思う。“ダーリンは外国人”は副題にして別のタイトルをつけるとかね。
劇場に足を運んだ人って、少なからず、原作を読んでおもしろいと思った人たちだと思うんだ…。そういう人たちは、これに1800円払った自分に怒りが湧かなかったのかな?
実名だけど、トニーのキャラクターも現実とは雲泥の差。実物のトニーは、この映画公開の前後に、ちょくちょくTVに出ていたけど、出なくなった。マンガの通り、気難しいおっさんで、TVの中の彼は感じの悪いおっさんに映っていた。実際、かなり面倒くさい人。一昔前にニュースになった小樽の銭湯でロシア人が大暴れして出入り禁止になった件で、その後入浴を拒否された外国人が人種差別だーって裁判をおこした連中の資金援助をしていたのが、このトニー。別にそれが人格権の侵害だということに異論はないけど、外国人お断りの浴場を狙ってトラブルをおこしにいったり、やり方かが醜い。はっきりいってチンピラまがい。結局、この裁判で一人100万くらいの賠償金を得ている(と、ウィキペディアに書いてあった)。元は、不良外人の乱行にはじまっていることであり、たかがだ銭湯の従業員が外国語でコミュニケーションを取れるわけもなく、相当辟易していたのは間違いない。本来は商売なのだがらウェルカムなのに、こうせざるを得ないというのは、相当のこと。その経緯を無視して、裁判を起こすなんて、外国人と付き合うのがイヤになる事件だった。
#日々の労働で忙殺されている従業員に、言葉の通じない外国人をどう扱えというのか…、うんざりしてくる。暮らしにくかったら、お互い歩み寄るようにすればいいのに、こういう仕掛け方をしてくる人間は大嫌いだ。トラブルがおこったら電話対応してくれる日本在住の外国人組織をつくるとか、お互いの協力の仕方はあると思うんだよ。これだから訴訟馬鹿のアメリカ人は…。そんなやり方じゃ差別はなくならないよね。
まあ、トニーは閣僚の靖国神社参拝に反対している人らしく、このことからもどういう思考の持ち主かわかるわな。まあ、主張は自由ですわ。
(閑話休題)
映画自体は、感想を述べるまでもない内容。最後は、もう、勝手にやってろ…って感じの少女マンガ。國村隼と大竹しのぶがいなかったら、映画の体をなしていなかったかも。
言語オタクのトニーは、“全然”の後は別に否定形…間違ってますよね…っていってるけど、別に否定形でも間違っていないと思うけど…。シナリオ書くならちょっと調べなよ…と思う。とにかく言語ネタがもっと前面に出ると思っていたに、これじゃあなぁ。
駄作だと思う(スパっと)。
#ああ、書泉グランデ 懐かし…。
出張とか入ると、投稿は遅れてしまいますわ。
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