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公開国:アメリカ
時 間:118分
監 督:ジョン・ファヴロー
出 演:ダニエル・クレイグ、ハリソン・フォード、オリヴィア・ワイルド、サム・ロックウェル、アダム・ビーチ、ポール・ダノ、ノア・リンガー、アビゲイル・スペンサー、バック・テイラー、クランシー・ブラウン、クリス・ブラウニング、アナ・デ・ラ・レゲラ、キース・キャラダイン、ブレンダン・ウェイン、トビー・ハス、ウォルトン・ゴギンズ、デヴィッド・オハラ、フリオ・セサール・セディージョ 他
コピー:人類の運命を握る記憶を失くした男 その正体 敵か味方か
1873年、アリゾナ。男は、砂漠の真ん中で下着一枚で目を覚ますが、自分が何者なのかも一切わからない。左腕には観たこともない金属製の腕輪がついており、どうやっても外れない。とりあえず、襲ってきた追い剥ぎを逆に殺して服と馬を奪い、とある町までたどり着く。そこは牧場主ダラーハイドという男が支配する町。男は、ダラーハイドの息子パーシーといざこざをおこすが、易々と手玉に取る。その様子をみていた保安官は、男が指名手配中の無法者ジェイク・ロネガンであることに気づき逮捕。保安官がジェイクを護送しようとすると、ダラーハイドが一緒に逮捕されていた息子とダラーハイドの金貨を盗んだジェイクの引渡しを要求。触即発の睨み合いとなる。しかしそのとき、謎の飛行物体の集団が町に襲いかかり、謎の兵器で町を破壊し、保安官とパーシー、バーテンの妻などが捕獲されてしまう。するとジェイクの左腕にあった腕輪から光線が発射され、飛行物体を撃墜してしまう。ジェイクの腕輪で敵を倒せることを知った町の男達は、ジェイクと協力し誘拐された人々を救いだそうと、捜索隊を結成するのだったが…というストーリー。
自分は何者だ?という謎解きの面白さ。周りは自分のことを知っているようだが本当なのか?この手にくっついている武器はなんだ?ワケを知っているような女の正体は?そんな疑問が渦巻くなか、ドラ息子が非道な小物っぷりからはじまり、その親父との一触即発の展開、さらに急激に宇宙船とおぼしき勢力とのドンパチがはじまる。この急展開はなかなかおもしろかった。
し・か・し…だ。徐々にそれらの謎が判明していくと、あまりにもありきたりな事実ばかりで拍子抜け。
(以下ネタバレ)
他文明を滅ぼしにくる勢力がいて、いま地球が狙われていて、過去にその勢力に滅ぼされた星の生き残りが地球に加担して、加担してくれる女性と地球人の男が恋仲になる…って、まるっきり『幻魔大戦』だな。あまりに使い古された凡庸なプロット。
西部劇の時代を舞台にしたところで、その凡庸さは補えるものではない。
彼が入手したツールは、相手も持っていそうなものだが、なぜか無双状態。何故、キスで取れるのか。そんな簡単に取れるのなら、もっと早く取って、自分が使えばよかったじゃないか。
姿を自由に変えることができる異星人。最後、玉砕しなければならない理由もよくわからない。頭をつかえばもっといろんなことができると思うのだが。オーバーテクノロジーの無駄遣いも甚だしい。
結局、人はなんで生かされていたのか。何故、金が必要なのか。色々、腑に落ちない。
子供がもらったナイフでエイリアンを倒すくだりは、成長物語として意味を成しているだろうか。ドラ息子の毒気が抜けた…というくだりは、おもしろいだろうか。シナリオとしても稚拙。
DVDパッケージのデザインをみると、ちょっぴりコメディな感じもあるのかな?と思ったが、そういう要素は皆無。というか、ダニエル・クレイグ+ハリソン・フォードでは、その辺は期待しても無理なのかもしれない。
そろそろ、“スティーヴン・スピルバーグ製作総指揮!!”と謳い文句がついたらハズレだと認識して間違いない時代が到来した…と思ってよさそうだな。ほぼ駄作。
出張とか入ると、投稿は遅れてしまいますわ。
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