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公開国:アメリカ
時 間:110分
監 督:アダム・マッケイ
出 演:ウィル・フェレル、マーク・ウォールバーグ、エヴァ・メンデス、マイケル・キートン、スティーヴ・クーガン、レイ・スティーヴンソン、サミュエル・L・ジャクソン、ドウェイン・ジョンソン、リンゼイ・スローン、ナタリー・ジー、ロブ・リグル、デイモン・ウェイアンズ・Jr、ボビー・カナヴェイル、デレク・ジーター 他
ノミネート:【2010年/第16回放送映画批評家協会賞】コメディ映画賞
コピー:誰もがみんな愛に迷っていたあの頃――輝きをくれたのはあなたでした。
ニューヨーク市警では、ド派手な逮捕劇で有名なヒーロー刑事ダンソンとハイスミスが大活躍中。そんな彼らの書類処理を好んでやっているアレン刑事は、捜査するよりも事務仕事が好きで、そんな生活に満足していた。しかし、アレンの相棒テリーは、自分もハイスミスとダンソンのように活躍したと常に焦っていて、自分がそうなれないのはアレンが現場に出ようとしないからだと思っている。とはいえ、そんなテリーも、ワールドシリーズの警護にあたっているときに、誤ってデレク・ジーターの足を撃つという大失態をやらかした過去があり、同僚たちからは、二人まとめて馬鹿にされていた。そんなある日、ダンソンとハイスミスが捜査中の事故で殉職してしまう。
テリーは、彼らの後釜は俺だ!と意気込みアレンを強引に外に連れ出す。しかし、アレンが捜査に向かったのは、ビル建設の足場設置の無申請という地味な事案で…というストーリー。
日本の配給会社は、無理やり“俺たち”はつけないと気がすまないようだ。「ウィル・フェレルには“俺たち~”っしょ!」なんて、別に重要視している日本国民いないし、「“俺たち”?これりゃ観なくちゃ!」なんてワクワクする人もいないから。
これまで散々ウィル・フェレルのコメディ作品を貶してきた私。毎回毎回、ブリーフ一丁で踊ってるようなギャグばっかりだし、面白いでしょ?といわんばかりのドヤ顔されても、日本ではウケないよって。でも、今回は違った。変わり者ではあるけれど下品な行動をほとんど取らない“真顔”キャラクター。むしろ、周囲の人間の行動のほうが異常っていうシチュエーション。本人は自分のことを至極まともな人間だと振舞っている、こういうのが逆に面白い。笑いの鉄則にやっと気付いたかウィル・フェレル(って、彼がシナリオを書いているわけじゃないと思うけど)。
小ネタは他の作品同様に多いんだけど、みんなが真顔でシチュエーションで笑わせようという姿勢がよい。
マーク・ウォールバーグのコメディ自体が珍しいと思うけど、ウィル・フェレルとのコンビだとやたらとハマる。ヘタレ野郎だとおもっていたら、実はリア充だってことが、徐々にわかり始める流れが、ものすご~~~~く面白い。私、にやけっぱなし。冒頭はバディものとしてチグハグなんだけど、その辺りからガッチリ噛み合っていく。
マーク・ウォールバーグが交通課に廻されたあと、そこで充実感を得ちゃうシーンの、脱力感はハンパない(笑)。なんやねん!
ザ・ロックとサミュエル・L・ジャクソンの消えっぷりが気持ちいい。彼らを画面から消して、残るのがウィル・フェレルってなぁ(笑)。マイケル・キートンのショボい上司っぷりも、本当にあんなに衰えてるんだか演技なんだかわからんけど良かった。彼を見たのはすごく久々(はじめ彼だと気付かなかったわ)。
ウィル・フェレルは、この“真顔”路線で、次回作もやってほしい。初めて彼を評価する。お薦めする。
出張とか入ると、投稿は遅れてしまいますわ。
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