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image2050.png公開年:2009年
公開国:アメリカ、アラブ首長国連邦
時 間:89分
監 督:ロバート・ロドリゲス
出 演:ジョン・クライヤー、ウィリアム・H・メイシー、レスリー・マン、ジェームズ・スペイダー、ジミー・ベネット、カット・デニングス、ジェイク・ショート、デヴォン・ギアハート、レオ・ハワード、トレヴァー・ガニョン、レベル・ロドリゲス、ジョリー・ヴァニエ 他




万能ツールを販売しているブラック・ボックス社がある郊外の町ブラック・フォールズ。住人はブラック・ボックス社に何らかの形で関わっており、ブラック・ボックス社が支配している言っても過言ではない。学校で社長の子供たちからいじめられている少年トビーは、空から降ってきた虹色の石を発見。その石が何でも願いを叶えてくれる“魔法の石”であることに気付く。はじめは自分の望みを次々と叶えていくトビーだったが、その石は友達ルーギーなど、様々な持ち主を転々として、彼らの願いを叶えていくのだが、誰一人うまく使いこなすことができず、大騒動を巻き起こしてしまう。やがて、石はとある陰謀に利用されてしまい…というストーリー。

日本未公開になるほど悪い作品ではない。でも、公開されない理由はちょっとわからないでもない。ロバート・ロドリゲスによる子供向け作品は、しっかりと子供目線で作られており、これができるのは、すばらしい才能。でも、ロドリゲスの子供向け作品には類型パターンがあるから。つまり既視感が満載だからではなかろうか。

表面的には相反する男の子と女の子。いじめられっこが主人公側。そのいじめは度が過ぎる。親以外に彼らを援助する大人。スーパーツール。ドロドロ・ぐちょぐちょな物。変人が登場し、はじめは敵対するが主人公の味方に。女の子のキャスティングがうまくて地味にかわいい(今回だとジミー・バフェット)…etc。
どことなく似ていて、『スパイキッズ』の枠をいつまでも超えられていないような…。

『パルプ・フィクション』ばりの、時間軸行ったり来たりする演出も本作の特徴だが、これによって興味深くなっているような気もするし、別にこれが無くても成立しているような気もするし、効果はよくわからない。
また、何でも願いごとがかなう石っていうのが、オールマイティすぎて逆にピンとこないような。

まあ、愉快にまとまってる作品だけど、凡作。子供もちょっと飽きちゃうかも。

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出張とか入ると、投稿は遅れてしまいますわ。
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