[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
公開国:イギリス、ドイツ
時 間:135分
監 督:リチャード・カーティス
出 演:フィリップ・シーモア・ホフマン、トム・スターリッジ、ビル・ナイ、ウィル・アダムズデイル、トム・ブルック、リス・ダービー、ニック・フロスト、キャサリン・パーキンソン、クリス・オダウド、アイク・ハミルトン、ケネス・ブラナー、シネイド・マシューズ、トム・ウィズダム、ジェマ・アータートン、ジャック・ダヴェンポート、ラルフ・ブラウン、リス・エヴァンス、タルラ・ライリー、ジャニュアリー・ジョーンズ、アマンダ・フェアバンク=ハインズ、フランチェスカ・ロングリッグ、オリヴィア・ルウェリン、エマ・トンプソン 他
1966年。民放ラジオ局の存在しなかったイギリスでは、国営のBBCラジオがポピュラーミュージックの放送を位置に45分と制限しており、若者たちは不満を募らせていた。しかし、イギリスの法律が及ばない北海に、放送機材を備えた船舶から24時間ロックを流し続ける海賊ラジオ局が誕生。その名もラジオ・ロック”。若者たちの熱狂的な支持を集める。そんなラジオ・ロックの船に、ドラッグと喫煙で高校を退学になったカールがやってくる。更正のため、母親に名付け親でラジオ・ロックの経営者であるクエンティンに預けられたのだ。個性溢れるDJたちの、自由だが異様なノリに戸惑いながらも、次第に船の雰囲気に馴染んでいくカールだった。一方、イギリス政府は、ラジオ・ロックの不道徳な内容に不快感を顕わにし、何とか放送をやめさせようと様々な策を弄してくるのだった…というストーリー。
冒頭の放送局の紹介部分がシビれる。見た目はブサイクなDJたちなんだけど、まるで“七人の侍”でも見るようなワクワク感(デブキャラがダブってるのはどうかと思うが)。好きなことであることを職業とし、かつ使命感を感じられているという、ある意味夢のような職業であり職場である。
ただ、ちょっと説明不足で、政府による制限のことや、法律の及ばない北海じゃないとこういうことができないから、ほとんど海上にいないといけないっていうことを、もう少し厚く説明したほうがよかったかも。
このポピュラーミュージックに対する制限や、こういい海賊ラジオ局があったことが実話かどうか知らない。おそらく制限はあっただろうが、船の部分は創作じゃないかと。
この時代のブリティッシュロックって、とにかく最高だなぁ~。使われた曲をまとめたサントラCDって出てるのかな。ちょっと欲しいわ。
しかし、個人的な好みの問題だが、セックスネタに話の焦点が寄ってしまい、中盤は興味が薄れてしまった。性的なネタがいけないというわけではないだが、もう一つの軸である、政府側による圧力っていうのが、イマイチ弱い。政府側ともっと激しく丁々発止するのかと思ったら、それほど大した作戦を仕掛けてくるわけでもなく、終盤になるまでほぼ何の問題も生じないといってもよい。
ただ、大臣がヒステリックにムッキ~!て怒ってるだけ。大臣にからんだコメディ部分もスベっている。
映画の基本だけど、敵が弱すぎると盛り上がらない。
(以下ネタバレ)
最後、放送局を制限する法案が通ったことで、クライマックスに向かうわけだが、まあ、映画的にはもちろん最後まで反抗を試みる展開になる。しかし、なぜか都合よく(?)船が沈んでしまうという展開。で、誰でも読める大団円。せめて、あの大臣が非難されて失職するとか、落としどころはなかったものか。
カールが、あの女の子と結ばれるという流れも、気持ちわるいんだよなぁ…。設定も好き、音楽も好きなんだけど…、好みの問題なのかなぁ。何かフリーセックス的な展開が、いまいち引くんだと思う。凡作。
出張とか入ると、投稿は遅れてしまいますわ。
10 | 2024/11 | 12 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | |||||
3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 |
17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 |
24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |