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公開国:アメリカ
時 間:116分
監 督:ゲイリー・フレダー
出 演:モーガン・フリーマン、アシュレイ・ジャッド、ケイリー・エルウィズ、アレックス・マッカーサー、トニー・ゴールドウィン、ジェイ・O・サンダース、ビル・ナン、ブライアン・コックス、リチャード・T・ジョーンズ、ロマ・マフィア、ジェレミー・ピヴェン、ジーナ・ラヴェラ、ウィリアム・コンヴァース=ロバーツ、ヘレン・マーティン、ハイジ・シャンツ、ミーナ・スヴァーリ、デボラ・ストラング、ビリー・ブランクス 他
コピー:ルール 罰 サド 叫び 闇 囁き 震え 吐息 口づけ 女の夢に現れる悪魔… --美しいから殺せない--
犯罪心理学の専門家でもあるワシントン市警のクロス刑事。ある日、ノースキャロライナ州の大学に通う姪のナオミが誘拐されたと知り、現地に赴く。そこでは、地元大学生の誘拐事件連続発生しており、ナオミを含め8人の女性が行方不明になり、そのうち2名が殺害され発見されていた。誘拐された女性のプロフィールを見たクロスは、犯人が能力の高い女性を“収集”していると見抜く。その後、クロスは管轄外のため、著名な心理学者として、地元警察のラスキン刑事に協力する。そんな中、ケイトという女性が犯人の隠れ家から逃亡に成功。薬物を投与されていたため、微かな記憶しか残っていなかったが、ナオミら数名が存命らしい。そして、勇気あるケイトは、他の女性たちを救えなかった罪悪感から、捜査協力を申し出る…というストーリー。
『バーニング・クロス』があまりにも…な内容だったので、「こんなはずじゃない!」てな感じで、改めて同じアレックス・クロス刑事が主人公の作品を鑑賞。まだモーガン・フリーマンもそこそこ若いので、けっこう動きはするのだが、さすがに銃乱射やら宙吊りアクションは無い。純粋な心理捜査モノである。
『バーニング・クロス』では妻子の存在が描かれていたが、本作のアレックスは独り者のように見える。『バーニング・クロス』の方が、時間軸的にずっと後ということかな。モーガン・フリーマンが、この後、子作りをすると考えるとかなり違和感があるので、リブートするのは理解できるが、ポンコツ俳優を持ってきては意味がないだろう。
#モーガン・フリーマンの風体で市警の平刑事っていう設定の方が、おかしいのかもしれんが…。
この作品、なぜかものあまり評判が良くない。ネット上の色んな感想を呼んでも、不満か凡作評価しかない。だが、私はあえて逆らおう。本作は傑作ではないが良作だと思う。当時、この手のサイコ犯罪ムービーが多発されたことが原因ではないかと思う。アメリカの反対側の犯罪者を真犯人と誤認してしまうところなど、『羊たちの沈黙』の二番煎じに映ったか。
管轄違いでおまけに被害者の身内が捜査に関われるわけが無かろう!というのはもっともな指摘なのだが、それをいったらお話は進まない。きちんとその管轄権については、作中終盤で問題になるから、そこは許容しよう。
カット割りや編集の仕方がウマくて、どいつもこいつも犯人に見えてしまうという、ある意味サスペンス映画としては、真っ当な演出。不自然なカットで、こいつ犯人なのでは?と頭をよぎってしまいがっかりさせるくらいなら、出てくるやつみんな等しく怪しくしちゃえばよくね?という感じだろうか。これが案外悪くなかった。
実際、真犯人の候補者として初めに目星をつけたキャラクターは正解だったが、ストーリーが進むにつれて他の有象無象と一緒に忘却され、一周まわって再浮上って感じ。いい目くらましだったと思う。ただ、真犯人の小物感は強いが…(むしろもう一人の方が怖い)。
『バーニング・クロス』のノリなら、絶対最後は大爆発だが、そのスカしかたもうまい。スカしたけれどもしぼんではない。
#コピーは最高にヒドいわ。
出張とか入ると、投稿は遅れてしまいますわ。
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