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公開年:2011年
公開国:カナダ
時 間:86分
監 督:ランドール・コール
出 演:ニック・スタール、ミア・カーシュナー、デヴォン・サワ、アーロン・エイブラムス、シャーロット・サリヴァン、クリスタ・ブリッジス 他
トロントの閑静な住宅街アレッタ通り388番地。ここに暮らす若い夫婦ジェームズとエイミー。ある日、いつものように車で出勤しようとした2人は、カーオーディオに身に覚えのないCDがセットされていたことで口論に。翌朝、妻は置き手紙を残して姿を消してしまう。その後も家では不可解な出来事が続き、やがてジェームズは自分が正体不明の何者かの標的となってしまったことに気づく。しかし警察は取り合ってくれず、次第に精神的に追い込まれていくジェームズだったが…。
ジェームズ(ニック・スタール)と美しい妻エイミー(ミア・カーシュナー)の若い夫婦は、トロントの高級住宅街アレッタ通り338番地の一軒家で、幸せに暮らしていた。ある朝、ジェームズは仕事に向かうため車に乗り込み、CDをかけると、聴いたこともない音楽が流れ始める。ジェームズは妻のイタズラだと思いエイミーを問い詰めるが、彼女は否定する。言い争いになり、ケンカ別れしたままジェームズが深夜に帰宅すると、「頭を冷やしたい」という書き置きを残して、エイミーはいなくなっていた。ジェームズは彼女の携帯に電話をかけるがつながらず、姉のキャサリンや友人たちも、誰もエイミーの行方を知らなかった。その日から、ジェームズが1人で暮らす家で不可解なことが起こり始めた。なついていた飼い猫が突然うなり始めたり、窓ガラスが割られたり、何度も無言電話がかかってくるようになり……。ジェームズは警察に通報するが、証拠不十分で取り合ってもらえない。それでも一連の出来事は収まることはなく、ついにジェームズの精神状態は極限に達する。憔悴したジェームズが自宅に戻ると、パソコンの電源が入っており、その画面に拘束されたエイミーの姿が映っていた……。
じわじわと追い詰められる様子は、さすが『CUBE』のヴィンチェンゾ・ナタリが製作総指揮をしているだけはあるな…と感じる。しかし、こういうビデオ画像をで本編を綴るという演出自体、新規性が薄い。さすがに霊の仕業ってこともないだろうから、なにかの陰謀か? 復讐か? と予想しながら眺め続ける。
たしかに主人公のジェームズはどんどん追い詰められていくのだが、どうも自分も同じサイドに立って追い詰められる感覚に浸ることができない。なぜなら、主人公のジェームズがクソ人間であることが判明してくことがわかるから。いや、はっきりとクソ人間だっていうならば、逆にジェームズの首がどんどん絞まっていく様を楽しむ方向で舵を切ればいいのだが、過去にひどいいじめをしていた…程度っていうのが微妙すぎて。
誘拐された妻も、微妙な性格というか、かなりイラっとさせるクソ女。その姉妹も頭ごなしに決め付けて話すクソ女。その夫も妻に同調するだけの無能。正直、観ている間、もうどうでもいいんだよなぁ…この人たち…って気分になる。
せめて、頭をガーンと打たれるようなオチを期待するわけだが…
(以下、完全にネタバレ注意)
結局、犯人が誰かは明かされない。そういう気持ちの悪い人(サイコキラーかな?)がいる…ということか。同様のことを今までも何度もやっている…という描写だったが、そういう設定にしたいなら、他の例も多かれ少なかれ描写しないと、しっくりこない。
犯人の正体がわからない…という点では『ソウ』なども同じ。どうやら、同僚の女性と深い仲だったことがある模様のジェームズ。その女の復讐か?と疑う様子もある。チラっとその女性がジェームズのパソコンを操作するシーンもあったので、犯人サイドか?とも思ったが。もし、シリーズ化されたなら、そういう依頼と犯人の性癖との利害が一致して…というオチもあり得る。
だけど、シリーズ化されるような、観客を惹き付ける力が本作のシナリオには無い。結局、犯人の正体が明かされることは永遠にないのかもしれない。
いや、なんだかんだ言って最後まで観たんだから、それなりに観所はあったんでしょ? と聞かれそうだが、そこまでの魅力は本作にはない。ここでやめたら、ブログを書くために別のを今から観るのが面倒くさいというネガティブな理由だけで最後まで観た。本当にそれだけ。
出張とか入ると、投稿は遅れてしまいますわ。
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