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公開年:1977年
公開国:アメリカ
時 間:123分
監 督:ジョージ・ロイ・ヒル
出 演:ポール・ニューマン、マイケル・オントキーン、ジェニファー・ウォーレン、メリンダ・ディロン、ストローザー・マーティン、リンゼイ・クローズ、スウージー・カーツ、キャスリン・ウォーカー、ポール・ドゥーリイ 他
コピー:氷のジャングルで 何が起こったか…… この顔(つら)をじっくり ご覧ください! 〈殺しの斧〉を突き倒せ! 〈離れ牛〉を蹴りあげろ! 奴らをみんな入れ歯にして 監獄にぶち込め!
悩ませていたが、いくら選手を鼓舞しても効果なし。そんな中、スポンサーである街の工場が不況の煽りで閉鎖されることが発覚。レジとチームメイトのネッドはチームの解散を覚悟したが、なぜかマネージャーのジョーはまったくの無名選手である、ジャック、スティーブ、ジェフの3兄弟をスカウトしてくる。3人は全員が眼鏡にくせ毛で、幼稚で粗野な行動をとるためとても試合には出せない。当然、連敗街道まっしぐら。一方、ネッドは別居中の妻との復縁が絶望的となり、同じく妻と別居中のネッドも関係が改善する兆しが見えない。そんな中、次の対戦相手のとある情報を酒場で知ったレジ。自暴自棄となったレジは、試合中に相手のゴールキーパーに「お前の女房はレズビアン」だと囁きかけると激昂し乱闘に。その勢いでチーフスはシーズン初勝利を手にする。それ以降、チーフスは暴力的なプレーが売りのチームに変貌。試合に出た3兄弟は持ち前の粗暴さを発揮してファンの心を掴む。連日血みどろのプレーを繰り広げ勝利を物にするチーフスは大人気となるが、フェアプレーは信条のネッドは、この状況に満足できず…というストーリー。
はじめに反則技の説明をするインタビューシーンから始まる。いまいちホッケーのルールを知らない私からするとありがたい説明だし、この作品がラフプレーが鍵になるストーリーだということを示唆する、うまい演出だと思う。
ダメチームがのし上がっていく展開は、アメリカ映画ではお馴染みだが、あまりにバカバカしい上に、ジリ貧な状況すぎて、一週廻って微笑ましく思えるほど。マイナーリーグとはいえプロなのだが、セミプロ状態。そんなレベルなら、チームが無くなるなら、年貢の納め時ってことで転職でもしたほうがマシなんじゃないかと思うのだが、まともに働く気よりも薄給なプレイヤーのほうがマシってなくらいの、ダメ人間の集まりなのだ。
新加入の3兄弟に至っては、人格破綻者といってよいハチャメチャぶりで、ホッケー以外になにが出来るのか?ってレベル。いや、そのホッケーもまともじゃないっつーね。
レジはなんとかチームに付加価値をつけて、どこか買ってもらおうと、姑息な手ながらも画策する(何のアテもないハッタリ)。このまま普通にプレーしていたって、何が残るわけじゃない。なりふり構わず、あらゆる手を使って、敵チームを貶めていく。そりゃ実力のないチームなんだから相手を貶めるしかない。
何故か苦肉の策のラフプレー殺法が功を奏すのだが、その結果、はたしてチームは売れるのか? 結構、肝心な部分だと思うのだが、その辺はうやむやな状態でお話は終わる。その辺を消化不良に感じた人は多かったのだろう。だから続編ができたんだろうな。
綺麗なプレーをしたいネッドとはもちろん意見が合わなくなる。妻の問題でもレジとネッドは反目することに。さてさて、この二人の間は修復されるのか。それぞれの夫婦関係は? その顛末も、リーグ戦の結末も、すべてが馬鹿馬鹿しい。だけど、チョケてはおらず、マジメに馬鹿馬鹿しい。それどころか、お下品なのに爽やかに感じるところに好感が持てる。お気軽に鑑賞できた良作だった。
出張とか入ると、投稿は遅れてしまいますわ。
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