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公開国:フランス
時 間:81分
監 督:マリナ・ドゥ・ヴァン
出 演:ドニ・ラヴァン、アドリアン・ドゥ・ヴァン、ラシェル・アルディティ、ヴァレリー・ダッシュウッド 他
飢餓と貧困にあえぐ17世紀ヨーロッパ。5人兄弟を抱える夫妻は、日々の食料にも困り果て、とうとう子供たちを森の奥に置き去りにすることを決意する。末っ子で親指トムと呼ばれた少年は、捨てられることを察知し、道すがら白い小石を落としながら進んでくる。そのおかげで兄弟たちは無事に帰宅することができた。道に迷って力尽きただろうと考えていた両親は大変驚いたが、一方で人の道を踏み外さなくてすんだことに安堵した。しかし、生活の困窮は改善されたわけではなく、とうとうペットの犬の子を食べざるを得ないほどに。両親は、再び子供たちを森に捨てることを決め、再び森に置き去りにする。再び同じように家に戻ろうとしたが、今回トムが落としてきたのがパンだったため、カラスに食べられてしまい、目印を失った兄弟はすっかり森で迷ってしまう。やがてトムたちは大きな屋敷にたどり着くのだったが、そこは人食い鬼と娘たちが暮らす屋敷で…というストーリー。
親指トムは、一寸法師のような小さいキャラクターだと思っていたのだが、本作のトムは普通の身長の子供。どういうことやねん。また、グリム童話だと思っていたが(よく“本当は恐ろしいグリム童話”みたいな本もあるし)、フランス詩人シャルル・ペローが原作とか。ベースとなるイギリス民話があって、いろんな人が書いている模様。森にパンくずを落としてきたり、動物の骨をひそませておくのは、『ヘンゼルとグレーテル』なのでグリムの創作かと思っていたが、イギリス民話に元があるんだな。
#でも、本作での動物の骨の使い方はおもしろくない。
別に無理に大人向けにしている感じではなく、子供への配慮をまったくやめて原作通りに描写してみました…って感じ。
一貫しているテーマは、人間“窮すれば鈍する”こともあるだろうが、人としての一線を超えちゃダメでしょ…という教訓である。
両親の行動は、食人鬼一家の行動とダブる。そして、ペットの犬の子を平然と食べる兄弟だちは、食人鬼の娘たちとダブる。最後まで“人間”だったトムは、すでに“人間”ではない家族を動物として飼うというオチである。
表現が難しかっただろうなぁと思うのが、食人鬼が自分の娘を殺すまでの経緯。もうちょっと太らせましょうよという妻の言葉に従って我慢してみたものの、“最高の晩餐”が夢に出てきたしまい我慢できなくなり、暴走。なぜか(笑)それを察知したトムは、食人鬼の娘がつけているティアラを兄弟に移動。ティアラが付いているほうが娘だと認識した食人鬼は娘の喉笛に噛み付き血をすすって殺してしまう。
食人鬼は鳥目だとか、そういう設定をつけるべきだったと思うし、終盤はどうもグダグダ感が強い。原作がそうなんだろうから仕方が無いのかもしれないが、魔法の靴(だっけ?)の登場で醒めた。それまで魔法的なものは出さずに展開できていたのに、突然なんだもの。普通にバトルをして、トムの機知により勝利…という展開でよかったと思う。
うむ。食人鬼から逃げるあたりから、ブラッシュアップしたい。そうすれば、かなりおもしろくなるはず。
出張とか入ると、投稿は遅れてしまいますわ。
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