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公開年:1989年
公開国:アメリカ
時 間:118分
監 督:リチャード・ドナー
出 演:メル・ギブソン、ダニー・グローヴァー、パッツィ・ケンジット、ジョー・ペシ、ジョス・アックランド 他
ノミネート:【1989年/第62回アカデミー賞】音響効果編集賞(Robert Henderson、Alan Robert Murray)
ロス市警の刑事リッグスとマータフは麻薬がらみの裁判で証人となる銀行員レオの警護を命じられる。二人が警護しているにも関わらず、レオは命を狙われ続ける。二人はレオが麻薬組織から金をくすねていたために狙われていること聞き出し、そのボスのアジトに踏み込む。しかし、そのボスは、ラッドという駐米南アフリカ領事で、外交官特権で逮捕も拘留もできない。あきらめ切れない二人は、執拗に南ア大使館に嫌がらせを繰り返し、徐々に犯人達を追い詰めていくが…というストーリー。
まだ南アフリカにアパルトヘイトが存在していた時代のお話。そして、アーリア系がナチスドイツのアイコンとしてアメリカ映画の悪役だった時代のお話(古い映画になっちゃったな)。昔、観たときは、マンデラが誰なのかピンときていなかったわ。
リチャード・ドナーは別に続編を作るつもりもなかっただろうし、あわよくば今後も…なんて考えてはいなかっただろう。本作がおもしろくなればそれでいい、ある意味“一作入魂”だから、遠慮のない過激な演出をまさに“サービス”してくれている。過激になりすぎて、次のシーンで歩いてるのがおかしいでしょってレベル(笑)。アホか!ってくらいの銃撃戦は、味方に当たらないのがおかしいとは思いつつも、興醒めしないのは作品の勢いの賜物。
マータフもいつのまにかノリノリで、リッグス寄りになっちゃってー。さらにマータフだけじゃなく、署の仲間ともうまくやっている様子。いい感じでリハビリもできてて、お話もコメディ調が強くなった(お祭り気分だね)。1作目はあまりに寂しい日常で、そんなトレーラーハウスにいたら、気がくるっちゃうわ…なんて思ったけど、今回は何かうらやましく感じられるほど自由でいい感じ。あいかわらず、ワン公もかわいい。
なーんて思っていたら、終盤は一転、仲良くなった署の人たちは、丸々お亡くなりになっちゃうわ、奥さんの件まで判明しちゃうわ(都合のよすぎる展開だけど、リチャード・ドナーがこれでおしまいのつもりで作っていた証拠)。その、「うぉ~~~~」って感情そのままに、スカっと大破壊を敢行してくれる。まあ、秘書のリカちゃんは、関係をもった時点で死亡フラグ立ちまくりだったけど、海の中で発見シーンはインパクトあったわな。
このシーンもそうだけど、諸々の小ネタのエピソードは“3”以降の続編にしっかり出てくるのでニヤっとしちゃう。そういうところはリチャード・ドナー、ものすごくうまい。
ジョー・ペシ演じるレオ・ゲッツは浮きまくりのヘボキャラなんだけど、話が進むにつれて味が沸いてくる。さすがジョー・ペシ、ちょい役のはずなのにタダでは終わらない。レオ・ゲッツがいなかったら“3”が作られることはなかったと確信している。
“2”のDVDは吹替音声がついている。しかし、“3”以降と声優さんがちがう。まあ、違うのは仕方ないんだけど、リッグスとマータフの声優さんの声質が似ていて、聞き分けにくい(ちょっとヘタクソだし)。
邦題の“炎の約束”の意味はよくわらん。
#あ、ちなみに、今日で丸々2年です。よくもまあ2年も毎日。いつも読んでくれている人、ありがとう。
負けるな日本
出張とか入ると、投稿は遅れてしまいますわ。
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