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公開年:1998年
公開国:アメリカ
時 間:171分
監 督:テレンス・マリック
出 演:ショーン・ペン、ジム・カヴィーゼル、エイドリアン・ブロディ、ベン・チャップリン、ジョン・キューザック、イライアス・コティーズ、ニック・ノルティ、ジョン・サヴェージ、ジョン・C・ライリー、ジャレッド・レトー、ウディ・ハレルソン、ジョージ・クルーニー、ダッシュ・ミホク、ティム・ブレイク・ネルソン、ジョン・トラヴォルタ、ミランダ・オットー、ポール・グリーソン、ウィル・ウォレス、ペネロープ・アレン、ニック・スタール、トム・ジェーン、光石研、前原一輝、酒井一圭、ラリー・ロマーノ、サイモン・ビリグ 他
受 賞:【1999年/第49回ベルリン国際映画祭】金熊賞(テレンス・マリック)
【1998年/第65回NY批評家協会賞】監督賞(テレンス・マリック)、撮影賞(ジョン・トール)
コピー: パラダイスは、若者たちの魂の中にある。
1942年。ガダルカナル島に日本軍が航空基地を建設しているとの情報がアメリカ軍に入る。基地が完成すればアメリカ軍の制空権を脅かすことになるため、ガダルカナルへの上陸作戦が決行されることに。その頃、アメリカ陸軍C中隊所属のウィット二等兵は、現地の自然と原住民の生活に魅せられ、無許可離隊を繰り返していた。そんな彼をウェルシュ曹長は看護兵に配属し、上陸作戦に参加させる。日本軍が死守する丘の攻略にかかる中隊だったが、激しい機銃掃射に遭い、兵士たちは次々に命を落とし後退を余儀なくされる。しかし、指揮官トール中佐は引き続き突撃を命じる…というストーリー。
繰り広げられる会話一つ一つがすべて哲学的な示唆・内省を含んでいる。演者の一挙手一投足に、脳が回転し続ける感じ。でも、イヤじゃない脳への刺激。素敵な詩を読んでいるような感覚。ここまで、セリフ一つ一つが練りに練られた作品を見たことがない。
冒頭から、なぜ人は戦うのか…ということを問う。人間の中にある“反神性”。遺伝子の中に刻まれた“争う”という業。ちょっとした仏教経典一つくらいの内容があると思う。この映画が何か答えを提示することはない。自分で感じ、自分で見つける作品。
戦争を醒めた目で眺める自分がいる。不思議と先頭を観ているのに、心が落ち着いてくるという不思議。ずっと戦争をしているだけなので、ストーリー性という意味では薄いのかもしれない。170分は確かに長いけれど、決して苦痛ではない。そんな思考の時間を与えてくれる。大傑作。お薦め。
負けるな日本
出張とか入ると、投稿は遅れてしまいますわ。
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