×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
公開年:2011年
公開国:日本
時 間:65分
監 督:柴崎貴行
出 演:渡部秀、三浦涼介、高田里穂、岩永洋昭、君嶋麻耶、有末麻祐子、神尾佑、甲斐まり恵、宇梶剛士、酒井美紀、根岸泰樹、松平健、山田悠介、橋本汰斗、松本博之、未来穂香、荻野可鈴、唐橋充、氏家恵、ピーター・ブルーネ、内藤邦秋、西村匡生、西山清孝、おぐらとしひろ、大岩剣也、高橋静香、野間仁雄、福士蒼汰、清水富美加、ゆかな、北沢力、大友龍三郎 他
コピー:コアメダルの秘密!
世界の終末を前に、オーズが時空を超えた大冒険!
ドイツの森の奥深く。800年前にオーメダルを作り出した錬金術師と“失われたメダル”が眠っているという伝説をつきとめた鴻上会長は、調査団を率いて発掘を行っていた。調査団は遺跡を発見し封印を解くが、その途端、地面がメダルのように“裏返り”、ドイツの森と東京の空間が入れ替わってしまう。同時に復活した錬金術師ガラは、オーズやグリードたちからコアメダルを次々と奪取。自分が集めたメダルをつかって世界の王になることを宣言。ガラは一般人の欲望を奪い続け、その力で次々と各地を恐竜時代など過去の空間と現代を入れ替えていく。映司・アンク・比奈と駿少年も、それに巻き込まれて江戸時代へ飛ばされてしまい…というストーリー。
昨今の、先輩ライダー大集合みたいなのには食傷していたので、暴れん坊将軍を引っ張り出すようなムチャをしようが、こっちのほうが好みである。でも、TV放送エピソードのスピンオフみたいなものなので、観ていなかった人にはちんぷんかんぷんに違いない。ゴウカイジャーの映画版と同時上映なので、上映時間も短い(要するに“まんがまつり”だ)。
メダルの数とかグリードさんたちが簡単にメダルをオーズに渡しちゃうキャラの違和感とか、本編との整合性をしっかり取るつもりもないようで、細かい矛盾が色々あるのだが、そういう自由さは悪いことではない。突拍子もないプロットなのでダイナミックに展開してくれればそれはそれで面白くなるはず。しかし、残念ながら本作は全然ダイナミックじゃないんだ。それは、小林靖子の脚本だからかと。
小林靖子の脚本は、“マッチ箱の中の嵐”を観せられているように感じる。小林靖子の“人間臭さ”の表現が、妙に小綺麗だったり、描かれた真の友情みたいなものが、上っ面の友情にしか見えないので、熱くなれない。その友情とやらを表現するのに、ウダウダと説明が入るのも鬱陶しい。説明しないと伝わらない友情や愛情なんて、友情でも愛情でもないだろう…と。
それは、敵味方の関係にも転化されていて、中途半端なエセ勧善懲悪に感じられることが多い。悪者退治に口で理屈こねなくていいと思うんだわ。
男性キャラクターに、同人誌的なホモセクシャル表現を匂わすのも好きじゃない。また、魅力のあるサブキャラが立ってくるのは結構なことだが、サブキャラに色を付けすぎて、主役が空気になることが多いのも好きじゃない。
このストーリーに本当に勢いがあるのなら、将軍様にバースを装着させるくらいの悪ノリをしてもよかったはず。それこそ、最年長ライダーで話題になるし、バース将軍タイプでおもちゃ展開できたじゃん。丸いところに葵の御紋が入って、ちょんまげつけりゃいいんだから、大した労力じゃないし。松平健を引っ張り出したところでプロデュース力が尽きてしまった感じ。もったいない。
なんで将軍が未知のコアメダルなんぞを持っているのか。入手経路は説明していたのだが、知りたいのはそこじゃないっての(笑)。ポルトガルかスペインか知らんけど、王家がなんでそのメダルを徳川家に献上したのか、諸々の経緯こそおもしろくなると思うんだけどね。
せっかくのお祭り作品なんだけど、浅い脚本のせいで、水を差されたようなへんな気持ちになった。
公開国:日本
時 間:65分
監 督:柴崎貴行
出 演:渡部秀、三浦涼介、高田里穂、岩永洋昭、君嶋麻耶、有末麻祐子、神尾佑、甲斐まり恵、宇梶剛士、酒井美紀、根岸泰樹、松平健、山田悠介、橋本汰斗、松本博之、未来穂香、荻野可鈴、唐橋充、氏家恵、ピーター・ブルーネ、内藤邦秋、西村匡生、西山清孝、おぐらとしひろ、大岩剣也、高橋静香、野間仁雄、福士蒼汰、清水富美加、ゆかな、北沢力、大友龍三郎 他
コピー:コアメダルの秘密!
世界の終末を前に、オーズが時空を超えた大冒険!
ドイツの森の奥深く。800年前にオーメダルを作り出した錬金術師と“失われたメダル”が眠っているという伝説をつきとめた鴻上会長は、調査団を率いて発掘を行っていた。調査団は遺跡を発見し封印を解くが、その途端、地面がメダルのように“裏返り”、ドイツの森と東京の空間が入れ替わってしまう。同時に復活した錬金術師ガラは、オーズやグリードたちからコアメダルを次々と奪取。自分が集めたメダルをつかって世界の王になることを宣言。ガラは一般人の欲望を奪い続け、その力で次々と各地を恐竜時代など過去の空間と現代を入れ替えていく。映司・アンク・比奈と駿少年も、それに巻き込まれて江戸時代へ飛ばされてしまい…というストーリー。
昨今の、先輩ライダー大集合みたいなのには食傷していたので、暴れん坊将軍を引っ張り出すようなムチャをしようが、こっちのほうが好みである。でも、TV放送エピソードのスピンオフみたいなものなので、観ていなかった人にはちんぷんかんぷんに違いない。ゴウカイジャーの映画版と同時上映なので、上映時間も短い(要するに“まんがまつり”だ)。
メダルの数とかグリードさんたちが簡単にメダルをオーズに渡しちゃうキャラの違和感とか、本編との整合性をしっかり取るつもりもないようで、細かい矛盾が色々あるのだが、そういう自由さは悪いことではない。突拍子もないプロットなのでダイナミックに展開してくれればそれはそれで面白くなるはず。しかし、残念ながら本作は全然ダイナミックじゃないんだ。それは、小林靖子の脚本だからかと。
小林靖子の脚本は、“マッチ箱の中の嵐”を観せられているように感じる。小林靖子の“人間臭さ”の表現が、妙に小綺麗だったり、描かれた真の友情みたいなものが、上っ面の友情にしか見えないので、熱くなれない。その友情とやらを表現するのに、ウダウダと説明が入るのも鬱陶しい。説明しないと伝わらない友情や愛情なんて、友情でも愛情でもないだろう…と。
それは、敵味方の関係にも転化されていて、中途半端なエセ勧善懲悪に感じられることが多い。悪者退治に口で理屈こねなくていいと思うんだわ。
男性キャラクターに、同人誌的なホモセクシャル表現を匂わすのも好きじゃない。また、魅力のあるサブキャラが立ってくるのは結構なことだが、サブキャラに色を付けすぎて、主役が空気になることが多いのも好きじゃない。
このストーリーに本当に勢いがあるのなら、将軍様にバースを装着させるくらいの悪ノリをしてもよかったはず。それこそ、最年長ライダーで話題になるし、バース将軍タイプでおもちゃ展開できたじゃん。丸いところに葵の御紋が入って、ちょんまげつけりゃいいんだから、大した労力じゃないし。松平健を引っ張り出したところでプロデュース力が尽きてしまった感じ。もったいない。
なんで将軍が未知のコアメダルなんぞを持っているのか。入手経路は説明していたのだが、知りたいのはそこじゃないっての(笑)。ポルトガルかスペインか知らんけど、王家がなんでそのメダルを徳川家に献上したのか、諸々の経緯こそおもしろくなると思うんだけどね。
せっかくのお祭り作品なんだけど、浅い脚本のせいで、水を差されたようなへんな気持ちになった。
PR
この記事にコメントする
プロフィール
HN:
クボタカユキ
性別:
男性
趣味:
映画(DVD)鑑賞・特撮フィギュア(食玩/ガシャポン)集め
自己紹介:
一日一シネマ。読んだら拍手ボタンを押してくだされ。
出張とか入ると、投稿は遅れてしまいますわ。
出張とか入ると、投稿は遅れてしまいますわ。
カウンター
カレンダー
10 | 2024/11 | 12 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | |||||
3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 |
17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 |
24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |
ブログ内検索
最新記事
(09/01)
(08/31)
(08/30)
(08/29)
(08/28)
(08/27)
(08/26)
(08/25)
(08/24)
(08/23)
(08/22)
(08/21)
(08/20)
(08/19)
カテゴリー
アーカイブ
最古記事
(09/28)
(09/29)
(09/30)
(10/01)
(10/02)
(10/03)
(10/04)
(10/05)
(10/06)
(10/07)
(10/08)
(10/09)
(10/10)
(10/11)
最新コメント
[06/03 離脱ラバ]
[06/03 離脱ラバ]
[06/03 離脱ラバ]
[04/28 ETCマンツーマン英会話]
[10/07 絶太]
最新トラックバック