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公開国:日本
時 間:135分
監 督:三池崇史
出 演:成宮寛貴、斎藤工、桐谷美玲、中尾明慶、大東駿介、柄本明、檀れい、谷村美月、平岳大、篠井英介、鮎川誠、余貴美子、石橋凌、小日向文世 他
コピー:偽りの真実を打ち砕け。
20XX年、政府は凶悪犯罪の増加に対応するために、検事と弁護士を直接対決させ、3日以内に判決を出すという序審裁判制度”を導入する。ある日、新人弁護士の成歩堂龍一は、上司の綾里千尋から「長年追っていた事件の証拠を見つけた」と事務所に呼び出される。しかし、事務所にいくとそこには千尋の他殺体が。容疑者となったのは、現場に居合わせた千尋の妹で霊媒師修行中の綾里真宵。龍一は真宵の無実を信じ弁護を引き受け、幼馴染の敏腕弁護士・御剣怜侍と対決することに。劣勢の龍一だったが、真宵の霊媒能力で蘇った千尋のヒントによって、証人の矛盾を突き、何とか真宵の無罪を勝ち取るのだった。しかし、その裁判の後、御剣が殺人容疑で逮捕されてしまう。龍一は御剣の弁護を名乗り出るが…。
DSでレイトンをやり終わって、すごくおもしろかったから、同じような謎解きモノをやろうとおもって、逆転裁判をやり始めたんだけど、なんか操作性とかノリとかが合わなくって、すぐにやめちゃったんだ。だから、各キャラクターが似ているかどうかはわかるんだけど、ストーリー的にうまく仕上がっているのか否かはよくわからない。
キャラは、成宮寛貴、斎藤工、桐谷美玲、中尾明慶と良く似ていると思う。キャスティングプロデューサーが単独で存在するくらいなのでよく注力されている。しかし、鮎川誠は、レモンティーとか団塊世代しかわからんでしょ。団塊世代が孫とか子供を連れて一緒に観に来るってことはないだろうから、あれだけは無意味なキャスティングかな。また、柄本明が悪役の親玉でもなく重要な役でもないのは評価するが、柄本明である必要がいまいち不明。
桐谷美玲は口角が下がってる場面が多すぎ。不審とか悲しみの表情は口角を下げればいいと思っているようだが、役者を続けたいんなら、もうちょっと研究を。こういうキャラものがハマる人は、最近少ないのでがんばってほしい。
シナリオは、はっきりってつまらない。謎解きモノっていうのは、前段階で色々ヒントが差し込まれるもののだが、裁判所でのやり取りなんか、完全に後出しだったりする。でも、どんなに稚拙なストーリーだとしても、演出でいくらでも興味を繋ぐことができるんだということを証明している。法廷の場面の証拠合戦なんか、何がなんだかわからんが、勢いで押し切っているもの。
もうね、この手の作品は三池崇史監督の専売特許になりつつある。はじめから、大作だなんて誰も思っちゃいない。どうせ、キャラがどれだけ似ているか、元の作品の世界観にどれだけ近いかしか、観客は期待していない。その程度のハードルしかない上に、三池崇史はこのストーリーに何の思い入れもないから、その場その場で一番効果的な演出を、思い切り採用できるんだろう。
この手の三池崇史作品で、一切、エロもグロも無いのって、本作が初めてでは?首吊りのシーンくらいだけど、その程度はTVの二時間ドラマでもあるしな。『ヤッターマン』だって、無駄なエログロを差し込んできたからね。『忍たま乱太郎』だって子供向けなのに何か小汚かったりして。そういうの誰も得しないってわかってるのに、本性を差し込まずにはいられなかった三池崇史。本作で、完全に職人になったね。これが褒め言葉になるのかどうかはわからんけど。
まあ、無駄に長いことを除けば、それなりに楽しめる作品。こういうゲームを元に実写映画にするのって、面白いな。『バイオハザード』とか『ファイナル・ファンタジー』とか、バトルモノはあるけど、この手で且つ日本映画って案外ないよね。
#着ぐるみの“タイホくん”の中に人が入っていないってのは、何だったんだろう…意味不明。ゲームを最後までやってりゃわかったんだろうか。
出張とか入ると、投稿は遅れてしまいますわ。
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