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公開国:日本
時 間:89分
監 督:田崎竜太
出 演: 井上正大、戸谷公人、桐山漣、菅田将暉、石橋蓮司、寺田農、吉川晃司、村井良大、森カンナ、広瀬アリス、瀬戸康史、山本ひかる、なだぎ武、渋谷飛鳥、手塚とおる、生井亜実、飛鳥凜、君沢ユウキ、なすび、腹筋善之介、中川真吾、板野友美、河西智美、沢井美優、及川奈央、奥田達士、川岡大次郎、山中聡、深澤嵐、小清水一揮、鈴木拡樹、水谷百輔 他
コピー:本当の始まり。-仮面ライダーW ビギンズナイト- / 本当の終わり。-仮面ライダーディケイド 完結編-
仮面ライダーW、誕生の秘密。 / 仮面ライダーディケイド、最後の勇姿。
紅渡に“世界の破壊者”であることを告げられた門矢士は、“ライダー大戦”を勃発させた後、夏海たちの前から姿を消す。夏海の思いをよそに、ディケイドは他世界の仮面ライダー達を次々を消滅させていくが、そんな士の元には、謎の少女ユリコがつきまとう。ディケイドは、最後のライダーとなった、小野寺ユウスケが変身した仮面ライダークウガ アルティメットフォームと対峙。激戦の末にクウガを倒し、“世界の破壊者”をしての指名を完遂する。夏海は士の暴走を止めるべく意を決し、自ら仮面ライダーキバーラに変身し、ライダー大戦に身を投じるのだったが…というストーリー。
で、ディケイドのオチを知りたかったので、釈然としないながらも本作を続けて鑑賞。
ただし、『仮面ライダーディケイド 完結編』の他に『仮面ライダーW ビギンズナイト』が差し込まれ、さらに『MOVIE大戦2010』に話は融合されていくという構成。この構成がなかなかクセもの。最後、混ぜこぜにする意味があったのか甚だ疑問だし、結局“仮面ライダーディケイド”というものをきちんとクローズすることができず、ポッと思いついたなんちゃって企画レベルに貶めてしまったように思える。
本作は、一応TV版の最後でライダー大戦が勃発した後に続くストーリーらしいのだが、じゃあ前作の『仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー』は、どこに差し込まれるんだ?となる。TV版のCM移行時のスポット映像なんかを観ると、“アマゾンの世界”と“ライダー大戦の世界”の間かもしれない。でも、そうなると、“ライダー大戦の世界”のときには、士が大ショッカーの大首領だってことが判明しているということになるので、話が繋がらない。結局はどう考えても収まりが悪い。仮に、“アマゾンの世界”と“ライダー大戦の世界”の間が正しいとするならば、TV版の30話31話は作り直すべきだよなぁ…。
キバーラはいいとしても、タックルのくだりは、前作の結城丈二と同様で、もっときちんと描くべき。士と同じく孤独な存在というシンパシー設定はいいとしても、もう既に死んでいる…という設定が中途半端になっている。
大ショッカーがライダーさんたちを倒すことができなかったので、鳴滝はスーパーショッカーを組織して、ライダー討伐を実施する。で、昨日も書いたが、仮面ライダーが行き続けていると、世界は崩壊するんじゃないのかい。今回もライダーが勝っちゃったけど崩壊しない理由はなんなんだよ。
ドラスを出すなら、ディケイドを取り込んで桃色ドラスにして、先輩ライダーに助け出されるとか、おもしろい演出はいくらでも考え付くだろうに。つまらないというか、だらしない作品。
#とりあえず、スカルはカッコいい。
出張とか入ると、投稿は遅れてしまいますわ。
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