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公開国:アメリカ
時 間:94分
監 督:スティーヴン・フリアーズ
出 演: ブルース・ウィリス、レベッカ・ホール、キャサリン・ゼタ=ジョーンズ、ジョシュア・ジャクソン、ローラ・プリポン、ジョエル・マーレイ、ウェンデル・ピアース、コービン・バーンセン、ジョン・キャロル・リンチ、アンドレア・フランクル 他
コピー:ド派手に行こうぜ!
デリバリーのストリップダンサーをしているベスは、そんな自分の生き方に嫌気が差す。そんな時、友人からベガスでスポーツ賭博業を経営するディンクを紹介され、面接に赴く。話はあれよあれよと進み、アシスタントとして雇われることに。高額自給に食事つきというダンサーの時とは雲泥の差の待遇に大喜びのベス。元々、賭け事と愛称が良かったのか、才能を開花していくベス。そして、気前のよくてやさしいディンクに惹かれるようになっていく。ディンクには妻がいたが、ベスはおかまいなしにアタック。嫉妬深い妻との関係を壊そうとはしないディンクは、ある日、付き合いを止めることを宣言する。しかし、その後のディンクは、ことごとく賭けに負け続け、資金が底を尽きかける。古参の従業員にまで当り散らしき廃業の危機に。一方、ベスはそんなディンクの元を離れニューヨークのボーイフレンドの元へ。しかし、賭け事のうまみが忘れることができず、違法の賭博業者で働くことにするのだったが…というストーリー。
このコピー、内容観てないでつけたろ!って感じ。ド派手なシーンなんか一つもない。オッズの細かい動向を見ながら、隙を狙って賭けていく商売で、派手どころがむしろチマチマしている印象。
主人公のベスだが、ストリッパーなのはまあ仕方ないとしても、賭け屋とはいえ合法で比較的安定した業務についたにもかかわらず、妻がいる雇い主を略奪しようという姿に、引いてしまう。
まあ、そういう展開もあるだろうと思って観ていたわけだが、ベスのボーイフレンドがパクられそうになり、ピンチになったとき、なぜか、ディンクだけでなく妻までが、全面協力するという謎展開。ベスがいたときに運が良かったという以外に、ディンクがそれほど彼女に恩を感じる理由がわからず、正直、ピンとこない。そしてそう思う夫を採取的に理解する妻の心境もよくわからない。おまけに、NYで出会ったら、なんのわだかまりも無くまるで妹のように全面協力する姿にすごく違和感を感じる。おまけに、FBI介入を散々警戒したにも関わらず、結局はただのダメ親父のブラフだったという、締まりの無い展開。
なんか、おかしくね? ふつうもっとピリっとした展開にして盛り上げるもんじゃね? と感じたところで、ふと気づいた。これで実話なんじゃね?と。調べてみたら、やっぱり実在の女性ギャンブラーの自伝なんだって(ワシの勘もなかなか鋭くなったわ(笑い))。
#実際、この記者のボーイフレンドとは続かなかっただろうな…。
さすがにこれで終わっちゃクソだろ…と思ったのか、最後に大勝負!って展開に。これが、実際にあった出来事なのかフィクションなのかは不明。
このモデルになった女性ギャンブラーのことを知っていれば、面白く思えるのかもしれんが、とにかく、本作を観る限り主人公にイマイチ魅力がなく、共感もできない。盛り上がりにかける凡作かと。
#ブルース・ウィリスの吹き替えの違和感が、ものすごい。
出張とか入ると、投稿は遅れてしまいますわ。
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