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公開年:1991年
公開国:アメリカ
時 間:100分
監 督:バリー・ソネンフェルド
出 演:アンジェリカ・ヒューストン、ラウル・ジュリア、クリストファー・ロイド、ダン・ヘダヤ、エリザベス・ウィルソン、ジュディス・マリナ、クリスティナ・リッチ、ジミー・ワークマン、カレル・ストリッケン 他
受 賞:【1992年/第20回アボリアッツ・ファンタスティック映画祭】20回記念賞
【1991年/第12回ラジー賞】ワースト音楽賞(“Addams Groove”)
コピー:私たちの、どこがヘンですか…。



郊外の丘の上にある洋館に住むアダムス一家。当主のゴメスと妻のモーティシア、子供たちウェンズデーとパグズリー、モーティシアの母グラニー、執事のラーチ、そして生きている切断された手“ハンド”。本当はゴメスの兄であるフェスターも一家の一員なのだが、25年前にゴメスの発言に傷ついて失踪してしまい、現在も行方不明となっている。ゴメスは彼のことが気がかりで、いつも心を痛めていた。一方、アダムス家の顧問弁護士であるタリーは、高利貸しのアビゲイルからの多額の借金返済ができずにいた。そこで、膨大な資産を持っていると思われるアダムス家からなんとか出資させようと試みるが断られてしまう。しかし、アビゲイルの息子ゴードンが、フェスターに瓜二つであることに気付き、ゴードンをフェスターに変装させアダムス家の財産を奪う計画を、アビゲイルに持ちかける。アダムス家恒例の降霊会の時に、変装したゴードンを登場させ、見事に潜入に成功。一家の誰もフェスターであることを疑わない。しかし、しばらく一緒に生活をするうちに、ゴードンは何故だかアダムス家での生活が楽しくてしかたなくなってしまい…といストーリー。

長らく『アダムス・ファミリー2』だけが、レンタルショップに並んでいた。いきなりサマーキャンプの話を観せられてもね…。別に2が面白くないわけじゃないんだけど、基本設定とかわかんないから、普通1から観たいでしょ。かれこれ15年以上こんな状態が続いていたのではなかろうか。ラウル・ジュリアがお亡くなりになったせいで権利問題がクリアされないという噂もあるけど、だったら2はどうなんだということになる。よくわからん。
とりあえず、TSUTAYAの発掘良品に並んだ。TSUTAYA偉い。次は『ピアノ・レッスン』をお願いする。これも無い。

内容はトコトン子供向きだが、子供が素直に受け入れられるビジュアルかっていうとイマイチそうでもない。アンジェリカ・ヒューストンは、子供の目線だとかなり怖いおばさんだと思う。当時は私もそう思っていた(っていうか正直気持ち悪りーなーと思ってた)けど、今改めてみると、けっこう綺麗な顔立ちだと思える。歳取ったな。
意外とスプラッタ的なところは無いので、うまくバランスは取れていると思う。

アダムス家全員が、ダークで奇行を繰り返すキャラクターばかりなんだけど、その反面、究極的なまでにピュアだというのが、本作の魅力だろう。強欲な悪者と、余りある家族愛とのコントラストが良い。アダムス一家は家族に対する愛をストレートに表現するが、一方のゴードンは、記憶にあるかぎり愛を傾けられた記憶すらない。
『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』的なダークさだけど、ティムバートン作品にはない家族愛の表現だと思う。

(以下ネタバレ)
さすがに、本物のフェスターだったのだ!は、強引すぎて、顎が落ちる。だけど、それが許されるノリ。
ゴードンはとってもアダムス家の生活を楽しんじゃうことが、今まで家族らしい待遇を受けていなかったから、こんなにアブノーマルでも“家族”を感じたんだろう。家族愛ってすごいな…と思っていたのに、本人なんだからそりゃあしっくりくるわけだ…になると、感激が半減するのは否めないけど。じゃあ、本物じゃなかったとしてどういう展開にすればよい?ただしハッピーエンドでね!と問われたら、それはそれで私には思いつかないから、これがベターなんだろう。

主題歌はラジー賞を獲るほど悪いデキだろうか????別に作品のテイストからズレているわけでもないし、エンドロールに流れる曲だし、公開当時はこの音楽を聞いたら『アダムス・ファミリー』が思い出されたくらいで、プロモーション的にも優秀だろう。MCハマーだっていうだけで選定してないか?そういう浅い了見で人を小馬鹿にするラジー賞の姿勢が嫌いだ。

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出張とか入ると、投稿は遅れてしまいますわ。
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