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公開国:アメリカ
時 間:101分
監 督:チェン・カイコー
出 演:ヘザー・グレアム、ジョセフ・ファインズ、ナターシャ・マケルホーン、イアン・ハート、キカ・マーカム、ジェイソン・ヒューズ 他
コピー:覗いてはいけない愛の果て
アメリカ人のアリスは、ロンドンでウェブデザイナーの仕事に就いており、同棲中の恋人とそれなりに幸せな日々をおくっていた。しかし、ある朝の通勤途中、見知らぬ男と目が会い、なにか惹かれるものを感じ、どうしても気になって仕方が無くなり、会社を飛び出してその男の後を追ってしまう。その男と再開すると、誘われるままに激しい情事におよぶ。一度限りと思いつつも、アリスは何度も彼の元を訪れてしまい…というストーリー。
面喰うくらいのエロシーンのラッシュでスタート。情欲に流されて結婚するなんて馬鹿な女…なんて、野暮なことは言わない。しかし、男女が異常なシチュエーションで結ばれた場合、その出会いのきっかけになった事由によって別れることになるのが常である。そういう展開が読めるので、あえてそこはハズして欲しいと願ったのだが…。
姉がいかにもな感じで登場しすぎ。それはミスリードで、別の展開があって欲しいなと、またまた願ったのだが…。
サスペンスとしてなかなか緊迫感が会って、中盤まではよくできていたのにな。のこり10分くらいで、急に畳み掛けすぎ。姉が本当にただの姉だったらおもしろくないわけで、ヒネリがないとすると時間をかけるとバレちゃうから、駆け足になった…そんなところだろうな。
『氷の微笑』とか、日本の『失楽園』とか、こういう情欲系の話は定期的に製作されるけど、本作のデキはそれほどでもないな。特に終盤がね。こんなに明らかに息切れする映画もなかなか無いよ。チェン・カイコーはせっかくのアメリカデビューでやらかしちゃったんだね。うまかったのは陰部の自然な隠し方だけだったか。
当初は激しい情事に惹かれるアリスだが、死を望むほど溺れるわけでもないし、それどころか、むしろ彼とそういうことを継続することに恐怖を抱くようになる。『キリング・ミー・ソフトリー』“やさしく殺して”って意味がさっぱりピンとこない(原作からこういうタイトルなんだけどさ…)。タイトルだけじゃなく、色々ピンとこないんだけど…。
出張とか入ると、投稿は遅れてしまいますわ。
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