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公開国:アメリカ
時 間:105分
監 督:ノーラ・エフロン
出 演:トム・ハンクス、メグ・ライアン、ビル・プルマン、ロス・マリンジャー、ロージー・オドネル、ギャビー・ホフマン、ヴィクター・ガーバー、リタ・ウィルソン、バーバラ・ギャリック、キャリー・ローウェル、ロブ・ライナー、キャロライン・アーロン、ハンナ・コックス 他
ノミネート:【1993年/第66回アカデミー賞】脚本賞(ノーラ・エフロン、デヴィッド・S・ウォード)、主題歌賞(作詞/作曲:マーク・シェイマン“A Wink and a Smile")
【1993年/第51回ゴールデン・グローブ】作品賞[コメディ/ミュージカル]、男優賞[コメディ/ミュージカル](トム・ハンクス)、女優賞[コメディ/ミュージカル](メグ・ライアン)
【1993年/第47回英国アカデミー賞】オリジナル脚本賞(ノーラ・エフロン、デヴィッド・S・ウォード、ジェフ・アーチ)、作曲賞(マーク・シェイマン)
【1994年/第3回MTVムービー・アワード】歌曲賞(クライヴ・グリフィン、セリーヌ・ディオン“When I Fall In Love”)、女優賞(メグ・ライアン)、ブレイクスルー演技賞(ロス・マリンジャー)、コンビ賞(メグ・ライアン、トム・ハンクス)
シカゴに住む建築家のサムは、最愛の妻を癌で亡くしてからというもの、落ち込む心を仕事に打ち込むことで誤魔化す日々。そんな父親を心配した息子のサムは、パパには新しい奥さんが必要だと、リスナー参加のラジオの番組に相談の電話を入れる。仕方なく電話口に出たサムは、妻を亡くしてからは孤独で眠れぬ夜もあると告白するが、そんな声がアメリカ中の女性の心を惹き、彼と付き合いたいという手紙が山のように届くようになる。そして、カーラジオで偶然その番組を聞いていたボルチモアの新聞記者アニー・リードも、そんな心惹かれた一人。彼女はサムの声を聞いてから何かが変わってしまい。婚約者ウォルターと過ごす時間がまったく楽しくなくなってしまい、婚約者がいるにも関わらず、サムに手紙を書くのだった…というストーリー。
メグ・ライアンだもの、お約束の恋愛モノでしょ…と高を括っていたら、恋愛の当事者の二人が一瞬擦れ違うだけで、ラストまで一度も会わないというスゴい切り口。極めてユニークというか、実に戦略的なプロットで、正直驚愕した。企画の勝利である。
見栄えのいい女性で、たまたまお互い好意的に思ったからいいようなものの、そうじゃなきゃ、思い込みの激しすぎるストーカーだ。年喰った男女のロマンスだけど、あまりに突飛でファンタジーの域。子供が単独で飛行機のチケット取って、ニューヨークいけちゃうんだもの。
トム・ハンクスとメグ・ライアンだから成立したとは言えるね。彼らじゃないと、こんなほのぼのとした雰囲気にはならなかったと思う。
男性目線からすると、サムがハイエナみたいな笑い声の女と付き合うあたりで、なんか打算的に感じられてちょっと興醒めしてしまう。案外、男は男なりに恋愛の理想像みたいのを持っているから、あれはちょっと引いちゃう。また、ませた息子も、父親目線でみるとかわいくない。父親が妻を亡くしてあれだけ落ち込んでるのに、息子があっけらかんとしているのも、違和感があるしね(男の子がそうはいかんだろう…って思うもの)。あれが娘だったら、すんなり受け入れられたのかもしれないけど、そうすると逆に女性目線では違和感が生まれるか。やっぱり、いずれにせよ、母親の死からあっさり立ち直ってる子供っていうのが、この映画の難点だよな。
女性同士のやりとりなんか、女性からすればピンとくるんだろうね。こちとらオッサンなもんで、ウザい…って思っちゃったけど。やっぱり女性向けですな。まあ、とにかくロマンス映画史に残るユニークな作品。
#元の『めぐり逢い』を知らないし、BGMに使われている楽曲を知らないことで、かなり損をしているかもしれない…
出張とか入ると、投稿は遅れてしまいますわ。
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