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image1942.png公開年:2011年
公開国:アメリカ
時 間:90分
監 督:クリス・ミラー
出 演:アントニオ・バンデラス、サルマ・ハエック、ザック・ガリフィナーキス、ビリー・ボブ・ソーントン、エイミー・セダリス、コンスタンス・マリー、ギレルモ・デル・トロ 他
ノミネート:【2011年/第84回アカデミー賞】長編アニメ賞
【2011年/第69回ゴールデン・グローブ】アニメーション作品賞
【2011年/第17回放送映画批評家協会賞】長編アニメ賞
コピー:捨て猫プスの宝探しの大冒険が始まる!

孤児院で育てられた猫のプスは、やってもいない銀行強盗の汚名を着せられ、故郷を追われ、そのままお尋ね者となり、そのまま盗賊として街から街を渡り歩いている。ある日街の酒場で魔法の豆の話を聞く。かつて魔法の豆を探し続け見つけることができなかったプスは、豆を持っているというジャックとジルという夫婦から盗むことを決める。しかし、彼らの部屋に盗みに入ると、そこで覆面猫に遭遇。モメているとジャックとジルに見つかってしまい豆を盗むのに失敗してしまう。邪魔をした覆面猫を追いかけていくと、その猫は何とメスのキティ。さらに、彼女が旧友のハンプティ・ダンプティの仲間であることが判り…というストーリー。

特段、悪い所があるわけではないのだが、『シュレック』と比べると、ギャグの切れも悪いし、身も蓋も無い下品さもない。まあ、私がそういう部分を愉しみにしていただけなんだけど。

ハンプティ・ダンプティというキャラクターやその行動がいまいち成立していないと思う。
復讐復讐というが、こういう形で猫を巻き込まねばならない意味がわからない。ハンプティ・ダンプティが捕まったことへの復讐というが、町の人々は犯罪者だったハンプティ・ダンプティの言いなりになっているし、いまだにプスだけがお尋ね者で、よってたかって悪者扱いなのもいまいちよくわからん。

雲の上に行くために、どうしてもプスの力が必要だったというならわかる。でも、そんなこともなく。まず、不思議な豆を入手でしたならば、普通に金の卵でもガチョウでも手下を連れて、乗り込めばいい。それはそれとして、別途復讐すればいい。絡める理由が何一つない。
だから、はい、始めから最後まで、ハンプティ・ダンプティの仕掛けでしたーってオチが、物凄くつまらない。モヤモヤ。

ハンプティ・ダンプティをすっかり人格が破綻したキャラにして、もっと狂人として描けばよかったと思う。それこそ『ダーク・ナイト』のジョーカーみたいにね。中途半端だね
また、キティがなんでハンプティ・ダンプティの言いなりなのかもよくわからんし、プスの生い立ちがラテン系の性格と繋がっていないような気もする。なにか、シナリオの練りこみが甘い、というか『シュレック』自体に対する愛が足りないんじゃないかな。
3D効果の注力して、肝心のシナリオがイマイチな、昨今よくあるパターンだな。でも、空間を生かした動きのあるシーンが満載で、さぞや3D映像は楽しかっただろうと思う。でも、観たのはDVDだからなぁ。

まあ、猫派か犬派かによって印象も違うんだろう。猫っていうだけで可愛いバイアスがかかる人は満足できる。残念ながら私は犬派なので、プスの子供時代とかを観ても、それほど萌えないのよ。極めて凡作。
#気圧が低いから声が高くなるとか、子供向けのアメリカ映画ってなんで非科学的な描写が多いんだろう。さすが、ファンダメンタリストの国。アホだわ。

 

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