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公開年:1977年
公開国:アメリカ
時 間:137分
監 督:スティーヴン・スピルバーグ
出 演:リチャード・ドレイファス、フランソワ・トリュフォー、テリー・ガー、メリンダ・ディロン、ボブ・バラバン、ケリー・ギャフィ、ランス・ヘンリクセン、ロバーツ・ブロッサム、カール・ウェザース 他
受 賞:【1977年/第50回アカデミー賞】撮影賞(ヴィルモス・ジグモンド)、特別業績賞(ベン・バート:音響効果に対して)
【1978年/第32回英国アカデミー賞】プロダクションデザイン賞
【2007年/アメリカ国立フィルム登録簿】新規登録作品
コピー:We are not alone.宇宙にいるのはわれわれだけではない。
真新しい状態の大戦時代の戦闘機が突如砂漠に出現したり、民間航空機が未確認飛行物体とニアミスするなど、奇妙な事件が頻発する。同じ頃、インディアナ州の田舎町で大停電が発生。電気技師ロイは調査のために車を走らせていると、猛烈な光と激しい振動に襲われるのだった。その後、この光の正体に取り付かれたロイは、仕事も手につかなくなり、とうとう会社をクビになってしまい、挙句の果てに妻と子供にまで逃げられてしまう。その後、自分の頭に浮かぶ“山”のイメージに従い模型をつくるようになり、それが、ワイオミング州にあるデビルズ・タワーであることに気付き…というストーリー。
私なんかがごちゃごちゃ解説する必要もないくらい有名な作品だけど、案外、観ていない人は多いわなぁ。
でも、その有名具合とシナリオのデキは反比例している。UFOが襲来→どうやら接触しようとしているらしい→コンタクト。基本はそれだけ。ストーリーの起伏はあまりない。転換ポイントは、ロイが自分のノイローゼ(イライラ)の理由に気付いて行動に移すところくらいだろう。
ほとんど、宇宙人との遭遇話なんだけど、一応、主人公ロイは家族との絆を失い、ジリアンは息子との絆を取り戻すっていう、人間ドラマも並行してる。でも、そっちは全然描ききれていなくて、ものすごく弱いんだよね。この中身の無さが、実際に宇宙人と接触する前の心構えのためにアメリカ政府が作らせた作品だ!なんていう噂に繋がるわけだ。
宇宙人さんからの通信らしいけど、さて何だろう。そこで一人の男が「おれは本当は地図屋なんだ!」ふむふむ、それで?「これは緯度と経度だ!(キリッ)」う~~~~ん。
緯度は許せるけど経度ってさぁ、人間が決めた子午線を基点にした角度じゃん。宇宙人ってば地球人の地図持ってるのかよ~~~って思ったら、ちょっとアホらしくなっちゃった。
まあ、ラストで、拉致されてた(!?)人間がいっぱい開放されるから、その人たちから情報は得ていたってことなんだろうけど、それがわかるまで、最後まで興醒めしっぱなしだったよ。どうよ、この演出。私は失敗演出だと思うけどねぇ。
「音階言語をレクチャーしているらしい」「パターンを解析したからコンピュータに切り替える!(キリッ!)」その割には、同じことを繰り返しているだけで、地球人側からは何の意思も伝えられていないどころか、何を伝えてきたのかもわかってないし。
ってか、緯度・経度の情報を人間から得たとすれば、なんらかの方法で人間とコンタクトする術があるってことじゃねーの?それどころか、ロイとつれていきたいんなら、直接ロイのところでさらっていきゃいいじゃん。他の人はさらってるんだから。
あまりにツッコミどころが満載すぎるんだけど、きっとこの理不尽さが“未知”なんだな。宇宙人の思考を簡単に地球人が理解できるわけがないんだよな…。そういうことにしておこう(って思いたいけど、そんなこといったらなんでもありだよなぁ)。
悪い言い方をすれば“リアルな技術を誇示したかった”“作りたいものを思いっきり作った”それ以上でもそれ以下でもない作品だな。
公開国:アメリカ
時 間:137分
監 督:スティーヴン・スピルバーグ
出 演:リチャード・ドレイファス、フランソワ・トリュフォー、テリー・ガー、メリンダ・ディロン、ボブ・バラバン、ケリー・ギャフィ、ランス・ヘンリクセン、ロバーツ・ブロッサム、カール・ウェザース 他
受 賞:【1977年/第50回アカデミー賞】撮影賞(ヴィルモス・ジグモンド)、特別業績賞(ベン・バート:音響効果に対して)
【1978年/第32回英国アカデミー賞】プロダクションデザイン賞
【2007年/アメリカ国立フィルム登録簿】新規登録作品
コピー:We are not alone.宇宙にいるのはわれわれだけではない。
真新しい状態の大戦時代の戦闘機が突如砂漠に出現したり、民間航空機が未確認飛行物体とニアミスするなど、奇妙な事件が頻発する。同じ頃、インディアナ州の田舎町で大停電が発生。電気技師ロイは調査のために車を走らせていると、猛烈な光と激しい振動に襲われるのだった。その後、この光の正体に取り付かれたロイは、仕事も手につかなくなり、とうとう会社をクビになってしまい、挙句の果てに妻と子供にまで逃げられてしまう。その後、自分の頭に浮かぶ“山”のイメージに従い模型をつくるようになり、それが、ワイオミング州にあるデビルズ・タワーであることに気付き…というストーリー。
私なんかがごちゃごちゃ解説する必要もないくらい有名な作品だけど、案外、観ていない人は多いわなぁ。
でも、その有名具合とシナリオのデキは反比例している。UFOが襲来→どうやら接触しようとしているらしい→コンタクト。基本はそれだけ。ストーリーの起伏はあまりない。転換ポイントは、ロイが自分のノイローゼ(イライラ)の理由に気付いて行動に移すところくらいだろう。
ほとんど、宇宙人との遭遇話なんだけど、一応、主人公ロイは家族との絆を失い、ジリアンは息子との絆を取り戻すっていう、人間ドラマも並行してる。でも、そっちは全然描ききれていなくて、ものすごく弱いんだよね。この中身の無さが、実際に宇宙人と接触する前の心構えのためにアメリカ政府が作らせた作品だ!なんていう噂に繋がるわけだ。
宇宙人さんからの通信らしいけど、さて何だろう。そこで一人の男が「おれは本当は地図屋なんだ!」ふむふむ、それで?「これは緯度と経度だ!(キリッ)」う~~~~ん。
緯度は許せるけど経度ってさぁ、人間が決めた子午線を基点にした角度じゃん。宇宙人ってば地球人の地図持ってるのかよ~~~って思ったら、ちょっとアホらしくなっちゃった。
まあ、ラストで、拉致されてた(!?)人間がいっぱい開放されるから、その人たちから情報は得ていたってことなんだろうけど、それがわかるまで、最後まで興醒めしっぱなしだったよ。どうよ、この演出。私は失敗演出だと思うけどねぇ。
「音階言語をレクチャーしているらしい」「パターンを解析したからコンピュータに切り替える!(キリッ!)」その割には、同じことを繰り返しているだけで、地球人側からは何の意思も伝えられていないどころか、何を伝えてきたのかもわかってないし。
ってか、緯度・経度の情報を人間から得たとすれば、なんらかの方法で人間とコンタクトする術があるってことじゃねーの?それどころか、ロイとつれていきたいんなら、直接ロイのところでさらっていきゃいいじゃん。他の人はさらってるんだから。
あまりにツッコミどころが満載すぎるんだけど、きっとこの理不尽さが“未知”なんだな。宇宙人の思考を簡単に地球人が理解できるわけがないんだよな…。そういうことにしておこう(って思いたいけど、そんなこといったらなんでもありだよなぁ)。
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クボタカユキ
性別:
男性
趣味:
映画(DVD)鑑賞・特撮フィギュア(食玩/ガシャポン)集め
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一日一シネマ。読んだら拍手ボタンを押してくだされ。
出張とか入ると、投稿は遅れてしまいますわ。
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