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image0232.png公開年:2002年
公開国:アメリカ
時 間:141分
監 督:スティーヴン・スピルバーグ
出 演:レオナルド・ディカプリオ、トム・ハンクス、クリストファー・ウォーケン、マーティン・シーン、ナタリー・バイ、エイミー・アダムス、ジェニファー・ガーナー、フランク・ジョン・ヒューズ、ブライアン・ホウ、ジェームズ・ブローリン、スティーヴ・イースティン、エリザベス・バンクス、エレン・ポンピオ、ナンシー・レネハン、リリアン・ショーヴァン、エイミー・アッカー 他
受 賞:【2002年/第37回全米批評家協会賞】助演男優賞(クリストファー・ウォーケン)
【2002年/第56回英国アカデミー賞】助演男優賞(クリストファー・ウォーケン)
【2002年/第8回放送映画批評家協会賞】監督賞(スティーヴン・スピルバーグ「マイノリティ・リポート」に対しても)、音楽賞(ジョン・ウィリアムズ「ハリー・ポッターと秘密の部屋」「マイノリティ・リポート」に対しても)
コピー:本物の偽者<にせもの>を描いた真実のドラマ。

高校生のフランク・アバグネイル・Jrは尊敬する父が母と離婚すると聞き、ショックで家を飛び出す。しかし、すぐにお金が底を尽きたため、生きるために小切手の偽造で詐欺を働くようになる。初めは失敗を繰り返したが、パンナムのパイロットに成りすます手口を発見してから、面白いように成功するようになる。さらに偽造の手口は巧妙になり、巨額の資金を手に入れることに成功する。一方、巨額小切手偽造詐欺事件を捜査していたFBI捜査官カール・ハンラティは、巧みな手口を一つ一つ解明し、徐々に犯人に迫っていく…というストーリー。

数ある実話物の映画の中で、私が一番おもしろいと思っている作品。これまで何回か観ている。おもしろい作品というか、こんな映画のような人間が実在したということに、鳥肌が立つ…といったほうが正確かも。

この線でやると決めた後の、フランクの割り切りと実行力が半端じゃない。マイアミの空港での切り抜け方は、これが実話だと思うと腰が砕けそうになるね。
親の離婚によって居所を失った少年が、天賦の才能を持ち合わせていたばっかりに、その満たされない心を犯罪という方向で爆発させてしまった、とんでもない事例。その天才ぶりは、司法試験を簡単にパスしちゃったことからも明白なんだけど、まあ常人とは脳の構造が違う人、それこそサバン症候群クラスの脳の持ち主なんだろうね。

ラストは、泥棒をスカウトして泥棒対策のコンサルタントにするようなものだがら、日本の公的機関じゃ絶対にやらないことをやっちゃうFBIの実利主義にも頭が下がる(まあ、人様の命を殺めたわけじゃないからね)。
#トム・ハンクス演じるハンラティは架空の人物らしいけど。
こんな形で自分の居所を見つけてしまう、それも捕まえた側が手を差し伸べるなんて、なんてスケールのでかい自分探しの旅なんだろう。

ディカプリオの演技もなかなのものだと思うんだけど、受賞していない。なんなんだ、この人の賞の縁の無さって。欧米の人から見るとどうしても引っかかる何かがあるのかな。

とにかく娯楽映画として満点に近いと思うし、実話だというスパイスが加わることでK点超え必至の作品。地味にコンスタントにTV放映されているので観た人は多いと思うけど、もし未見の人がいたら、是非観るべきだと思う。強くお薦め。




負けるな日本

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