忍者ブログ
[1465]  [1464]  [1463]  [1462]  [1461]  [1460]  [1459]  [1458]  [1457]  [1456]  [1455
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

公開年:2010年
公開国:アメリカ、日本
時 間:85分
監 督:原口智生
出 演:平田弥里、ダニエル・アギラール・グティエレス、北岡龍貴、深華、なべやかん、星光子、庵野秀明、樋口真嗣、桜井浩子 他
コピー:人類滅亡か?大都会にショックの嵐を呼んだデスカッパ!!






アイドル歌手を夢見て東京に出た加奈子は、夢破れて失意の中、故郷の尻子玉村に戻ってきた。しかし、戻ってきたその時に、若者の運転する暴走車によって祖母が轢き殺されてしまい、二重の悲しみに。加奈子の実家は、代々村の守り神である“河童様”を守っていたが、その意思を継いで、河童様をお守りすると誓う加奈子であった。実は、先の事故に巻き込まれて、河童地蔵が海に転落しており、それにより河童様が怒り長い眠りから目覚めていた。河童は加奈子たちの前に出現。なぜか、加奈子のアイドル時代の歌を気に入り、仲良しになり…というストーリー。

はじめからおふざけ作品なんだろうな…と思いつつも、息抜きのつもりで鑑賞。
主演の平田弥里は、『ウルトラマンメビウス』のアマガイ・コノミの役の人。顔も声もかわいらしい感じの人なのだが、メビウスのときに27歳で、本作のときには30歳超。それが悪いわけじゃないのだが、若作りのせいなのか、声の質のせいなのかよくわからんが、何故か見ていて不穏な気持ちにさせられる人。

日本の特撮ファンなら、巨大化展開で桜井浩子が登場していることの意味がわかるとは思うが、はじめから一般人を相手にしていないような。これ、アメリカ資本で作られているのに、それでいいのかな?いや、そういうレベルのことがわかるアメリカのマニアを対象にしているのかな?んー、でも、本作は、『片腕マシンガール』『東京残酷警察』などの“TOKYO SHOCK”シリーズの流れらしいので、エログロを期待されてるんじゃないのかな?などと、プロモーション的にこれでいいのか?と、作品と全然関係ないことで不穏な気持ちになってしまう。

まあ、中盤で唐突に出てくる。庵野秀明が出ている謎の組織のくだりなど、エログロ系に流れそうな気配があったが、大爆発でうやむやに。
#なんか、昨日の『風が吹くとき』を観たあとだからだと思うけど、この演出が、とっても情けなく思えてしかたがなかった…。
うやむやのまま二大怪獣の対決というお決まりパターンに突入するが、それをなべやかんのプロレス解説風の演出が盛り上がりを疎外。何がおもしろいと思ってこういうのを入れているのかよくわからず。その解説が名調子だっていうんならまだしも、グダグダなのが救いようがない。
なべやかんは特撮好きとのことだが、こういう作品に出てくる彼から、特撮愛が感じられないのはなぜなのか…。

肝心の河童の造形はすばらしいと思う。根本的なデザインに面白みがあるか否かは別として。この監督さんはこれが本職だからね。

残念ながら、息抜きにも気晴らしにもならず、キーポイントの加奈子の歌も頭から離れないような謎歌でもなく、どっち方向にもハジケきれなかった、駄作かと…。

拍手[0回]

PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
プロフィール
HN:
クボタカユキ
性別:
男性
趣味:
映画(DVD)鑑賞・特撮フィギュア(食玩/ガシャポン)集め
自己紹介:
一日一シネマ。読んだら拍手ボタンを押してくだされ。
出張とか入ると、投稿は遅れてしまいますわ。
リンク
カウンター
カレンダー
04 2024/05 06
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
ブログ内検索
最新コメント
[06/03 離脱ラバ]
[06/03 離脱ラバ]
[06/03 離脱ラバ]
[04/28 ETCマンツーマン英会話]
[10/07 絶太]
最新トラックバック
Copyright © 2009-2014 クボタカユキ All rights reserved.
忍者ブログ [PR]