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image1795.png公開年:2011年 
公開国:イギリス、アメリカ
時 間:130分
監 督:デヴィッド・イェーツ
出 演:ダニエル・ラドクリフ、ルパート・グリント、エマ・ワトソン、ヘレナ・ボナム=カーター、ロビー・コルトレーン、レイフ・ファインズ、マイケル・ガンボン、ワーウィック・デイヴィス、ジェイソン・アイザックス、ジョン・ハート、アラン・リックマン、マギー・スミス、ジュリー・ウォルターズ、マーク・ウィリアムズ、トム・フェルトン、ボニー・ライト、ジェームズ・フェルプス、オリヴァー・フェルプス、イヴァナ・リンチ、エマ・トンプソン、デヴィッド・シューリス、ゲイリー・オールドマン、ジム・ブロードベント、マシュー・ルイス、キアラン・ハインズ、ジョン・キー、ケリー・マクドナルド、ヘレン・マックロリー、ジョージ・ハリス、ジェラルディン・ソマーヴィル、エイドリアン・ローリンズ、ドーナル・グリーソン、クレマンス・ポエジー、ガイ・ヘンリー、デヴィッド・ブラッドリー、ショーン・ビガースタッフ、デヴォン・マーレー、アルフィー・エノック、ケイティ・ルング、ウィリアム・メリング、ジョッシュ・ハードマン、ルイス・コーディス、スカーレット・バーン、アリエラ・パラダイス、ベネディクト・クラーク、エリー・ダーシー=オルデン、ロビー・ジャービス 他
コピー:これが最後。

ヴォルデモートを倒すために、彼の魂を7つに分けた“分霊箱”を発見し破壊するための旅に出たハリーとロン、ハーマイオニー。ヴォルデモートが放つ死喰い人の追撃の中、いくつかの分霊箱を見つけ破壊していき、ついに4個目の分霊箱“ヘルガ・ハッフルパフのカップ”を壊したハリーたち。秘密の通路を通ってホグワーツ魔法学校に戻るが、そこは校長となったスネイプによって支配されていた。ハリーと不死鳥の騎士団はスネイプに反旗を翻し、最後の決戦が始まる。

これまでの7本を観た人は、間違いなく観るだろうし、逆にこれまで観ていない人が観ることはまず無いわけで、評価がどうのこうのという次元ではない。PART1とはスタッフも一緒で、クオリティになんら遜色も無い。お祭りの最後としては充分な内容だと思う。

しかし、普段小説をほとんど読まない私が、しっかり原作を読んだ作品なので、少しだけ不満を言わせてもらう。個人的に思い入れがあって、もっとしっかり描いて欲しかった箇所がいくつかあるのだ。

まず、ロンのママとベラトリックスのバトル。息子を殺されてブチキレるロンママとのバトルはもうすこし長く、そして子供達を守るっていう覚悟がグッと伝わってくる演出にしてほしかった。ハリーの母親の愛情っていうのは所詮回想の中の出来事。本作におけるリアルな“親の愛”を体現するのはロンママなのだから。あんな2、3回杖を交わしただけでお仕舞いってのはないわ。

もう一つは、ネビルの扱い。ハリーは特別な存在としてシリーズで扱われてきたけれど、実は運命の子っていうより謎解きの1パーツだった。エリートなのかと思ったら、親父はちょっとイヤな奴だったし、それほど特別な魔法使いでもなかった。実は本作における“真のリベンジャー”、そして一番成長したのはネビルである。ハリー同様、肉親を死喰い人たちに殺されたけど、ネビルはヘナチョコ扱い。でも彼は回を重ねるごとに、勇気を振り絞って成長し、信念を貫いてきた。それなのに、なんかイキってポっと出でがんばっちゃいました!みたいな扱いは、何か釈然としない。ネビルのこれまでの感情や思いを、もう少し描いてあげるべきじゃなかろうか。ダメな子ががんばった姿こそ感動ポイントのはず。

最後の駅のシーンも違和感があった。マルフォイはもっと離れた所にいて、ハリーたちと目があたったら、軽く会釈をするかしないかくらいの感じでいて欲しかった。それから、ネビルが先生になっていることに触れてほしかったよ。ちょいちょい原作と異なる描写があるのは許すけれど、蛙チョコのくだりとか差し込む暇があるんなら、もうちょっとネビルにスポット当てろっての。
ああ、やはり、私はネビルが軽く扱われたことが気に喰わないんだわ。エンドロールでルーナとかキングスリーがどうなったかとか、差し込むくらいできたろうになぁ。感動の度合いはかなり違ったと思う。

その他にもスネイプの恋慕の感情が、いまいち描ききれていないとか、まだまだ不満はあるけど、まあいいや。これでハリポタビジネスが終わるとも思えないので、ディレクターズカット版みたいな長尺版が出る気がするから、それに期待するわ。

とりあえず、10年の長旅は終わった。それだけで一定の満足と納得はできる。




負けるな日本

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出張とか入ると、投稿は遅れてしまいますわ。
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