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公開年:1978年
公開国:香港
時 間:98分
監 督:ジャッキー・チェン
出 演:ジャッキー・チェン、イエン・シー・クアン、ジェームズ・ティエン、チェン・ウィ、ディーン・セキ 他
コピー:史上ボウ然!?世界一の珍V拳!笑い殺されぬようご用心!!






清朝末期の広東。清朝は武術道場をことごとく弾圧し、各流派は風前の灯となっていた。名門・形意道場も清朝が差し向けた“鉄の爪”によって壊滅。かろうじて逃げ延びた名手・陣鵬飛を鉄の爪は追い続けるのだった。一方、興隆という青年は、哲学と修身とカンフーを学びたいと考え、祖父のあばら家に引っ越して修行を申し出る。しかし、元々飽きっぽい性格で、祖父の目を盗んでは、市場に出かけて遊び歩く始末。ある日、市場でサイコロ博奕に興じて、インチキを見抜いて儲けると、帰り道に3人のチンピラにからまれてしまう。しかし、あっさり撃退。その後はチンピラたちから兄貴と慕われるように。一方、祖父の体調が思わしくなく、なんとか薬代を稼がねばと考えた興隆は、チンピラあっちから紹介された王門道場の用心棒の職に就くのだが…というストーリー。

清朝末期という舞台は、時代劇でもあるし、日本でいえば敗戦直後みたいな混乱した世界で(実際はこうじゃないと思うけど)、なんでもありな空気。いかにも初期ジャッキー作品っていう感じにマッチしている。
ちなみに、ジャッキー初監督作品。ただ、この時期の作品はどれも似たりよったりだし、製作手法に大きな違いがあるわけじゃないから、ジャッキーが監督したからといって、特別何かあるわけではない。

ただ、アクションについては、自分の思い通りにいろいろやっているな、特にコミカルムーブについては、現場で思いつくことをなんでもやってるんだろうなぁって、愉しさが伝わってくる感じ。本作の一番の良さは、そこかもしれない。

師匠でもあるお爺さんが殺されてしまい、その復讐がストーリーの幹になるわけだが、師匠が死んでしまったらその後はどうやって修行するのか?⇒別の人に師事する…とうパターンが、ジャッキー映画では多いような(そんなことないか)。本作はお爺さんの仲間というか同志というか部下が新師匠。でも、ちょっとキャラが弱いんだよねぇ。

王門道場で用心棒しているあたりまでは、とっても面白いのだけど、別の爺さんとの修行に入った後は、それほどストーリー面での見どころはない。他作と差はないし、話のネタになるほどのユニークな修行もあまりない。そこは残念。

ただ、ラストは語り草になるトンデモシーンの連発で、金的で決着とか、セルフ鉄の爪とか、子連れ狼とか(版権無視)。まあ、粗削りであるがゆえの愉しさは、認めざるを得ない。

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出張とか入ると、投稿は遅れてしまいますわ。
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