忍者ブログ
[1292]  [1291]  [1290]  [1289]  [1288]  [1287]  [1286]  [1285]  [1284]  [1283]  [1282
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

image2103.png公開年:2012年
公開国:イギリス、アメリカ
時 間:143分
監 督:サム・メンデス
出 演:ダニエル・クレイグ、ハビエル・バルデム、レイフ・ファインズ、ナオミ・ハリス、ベレニス・マーロウ、アルバート・フィニー、ベン・ウィショー、ジュディ・デンチ、ロリー・キニア、オーラ・ラパス、ヘレン・マックロリー
受 賞:【2012年/第85回アカデミー賞】歌曲賞(Paul Epworth:曲/詞、アデル“Skyfall”)、音響賞[編集](Karen Baker Landers、Per Hallberg)
 【2012年/第38回LA批評家協会賞】撮影賞(ロジャー・ディーキンス)
 【2012年/第70回ゴールデン・グローブ】歌曲賞(Paul Epworth:曲/詞、アデル“Skyfall”)
 【2012年/第66回英国アカデミー賞】作曲賞(トーマス・ニューマン)、英国作品賞
 【2012年/第18回放送映画批評家協会賞】歌曲賞(Paul Epworth:作詞作曲“Skyfall”、アデル:歌/作詞作曲“Skyfall”)、アクション映画賞、アクション映画男優賞(ダニエル・クレイグ)

NATOの諜報部員のリストが盗まれた。この情報が流れると、NATOが各国に忍び込ませているスパイの身が危険に晒されてしまう。MI6エージェント“007”ことジェームズ・ボンドは、リストが記録されているハードディスクを奪還すべくMの指示に従い、トルコのイスタンブールへ向かう。アシスタント・エージェントのイヴと共に、敵のエージェントを後一歩のところまで追い詰めるが失敗。ボンドは被弾し橋から川に落下し、そのまま行方不明になってしまう。作戦失敗によりMの立場は危うくなり、政府から追求を受けることになる。そんな中、MI6本部が爆破されてしまう。窮地に立たされたMの前に、まだ傷の癒えないボンドが姿を現す…というストーリー。

冒頭のチェイスのむちゃくちゃっぷりで、グっとハートを掴まれる。
『カジノ・ロワイヤル』『慰めの報酬』 は、久々の復活であることや、強い脚色&オリジナルストーリーであることで、厳しい目にさらされること必至ので、肩肘張ってしまうのは仕方が無かった。前2作のリアリティ路線は好みの別れるところだたろう。
しかし3作目にして、複雑な感情の絡み合いとかがなく、単純で素直な展開に。本来、007はこうであるべき。オープニングの曲の感じも、やっとシリーズ化できる安定感と余裕が生まれてきたように感じる。ハビエル・バルデム演じるラウルの強烈なキャラクターも、往年の007の悪役を彷彿とさせる。

こういうシリーズ物が、映画賞にノミネートされることは少ないけれど、技術系とはいえこれだけ評価されているのは、クオリティの高い証拠。私は、青色LEDの寒色系のシーンと暖色系の照明のシーンが交互に構成されているのが好き。

(以下ネタバレ)
本作の一番の特徴はMの引退だろう。ただ、Mのツンデレが、あまりにも可愛げがなく、正直、そのまま死んでもいいや…と思うくらいだった。
ラウルもMの元部下、ボンドも同じポジションでさらに作戦のために撃たれた。作戦の駒として扱われた両者だが、片方は究極的に憎み、片方はクールにビジネスパートナーとして信頼し合っている。どこに違いがあるのか?これが見所。
まあ、小手先の信頼じゃなく、ビジネスとして大人の信頼を涵養したもの同士ということ。バルデムが過去においてMに求めていた信頼は、所詮 子供が必要とするレベルの信頼だったということだな。

ボンドが復帰する際、ボンドは「綺麗に引退することができる諜報員はほとんどいない…」という何で戻ってきたのだ?と問われるシーンがある。私はこのセリフが伏線になっていると思っているで、Mは実は死んでいない死んでいないと考える。綺麗に引退したのさ。
さあメンバー一新で次のステージへ!という終わり方だが、次回か次々回で、さらっとMが出てくると私は予測している。Mの復帰(もしくは協力話)で一本話が作れるな。
#そういえば、007といえばボンドガール。今回、明確な配役として登場しなかった。つまり今回のボンドガールはMってことなんじゃないの?

スカイフォールとは、ボンドの生家のことだが、タイトルにするくらいなので、ダブルミーニングなんだと思うが不明。この世が終わろうとも正義を貫け…みたいな意味のラテン語の格言という噂もあるが、それはそれでピンとこない。

#この前、長崎にいったときに軍艦島にいくつもりだったのに、暴風雨で断念。ツイてない。行けてたら、もっと興奮できただろうな。 

 

拍手[0回]

PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
プロフィール
HN:
クボタカユキ
性別:
男性
趣味:
映画(DVD)鑑賞・特撮フィギュア(食玩/ガシャポン)集め
自己紹介:
一日一シネマ。読んだら拍手ボタンを押してくだされ。
出張とか入ると、投稿は遅れてしまいますわ。
リンク
カウンター
カレンダー
10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
ブログ内検索
最新コメント
[06/03 離脱ラバ]
[06/03 離脱ラバ]
[06/03 離脱ラバ]
[04/28 ETCマンツーマン英会話]
[10/07 絶太]
最新トラックバック
Copyright © 2009-2014 クボタカユキ All rights reserved.
忍者ブログ [PR]