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公開国:イギリス、アメリカ
時 間:143分
監 督:サム・メンデス
出 演:ダニエル・クレイグ、ハビエル・バルデム、レイフ・ファインズ、ナオミ・ハリス、ベレニス・マーロウ、アルバート・フィニー、ベン・ウィショー、ジュディ・デンチ、ロリー・キニア、オーラ・ラパス、ヘレン・マックロリー
受 賞:【2012年/第85回アカデミー賞】歌曲賞(Paul Epworth:曲/詞、アデル“Skyfall”)、音響賞[編集](Karen Baker Landers、Per Hallberg)
【2012年/第38回LA批評家協会賞】撮影賞(ロジャー・ディーキンス)
【2012年/第70回ゴールデン・グローブ】歌曲賞(Paul Epworth:曲/詞、アデル“Skyfall”)
【2012年/第66回英国アカデミー賞】作曲賞(トーマス・ニューマン)、英国作品賞
【2012年/第18回放送映画批評家協会賞】歌曲賞(Paul Epworth:作詞作曲“Skyfall”、アデル:歌/作詞作曲“Skyfall”)、アクション映画賞、アクション映画男優賞(ダニエル・クレイグ)
NATOの諜報部員のリストが盗まれた。この情報が流れると、NATOが各国に忍び込ませているスパイの身が危険に晒されてしまう。MI6エージェント“007”ことジェームズ・ボンドは、リストが記録されているハードディスクを奪還すべくMの指示に従い、トルコのイスタンブールへ向かう。アシスタント・エージェントのイヴと共に、敵のエージェントを後一歩のところまで追い詰めるが失敗。ボンドは被弾し橋から川に落下し、そのまま行方不明になってしまう。作戦失敗によりMの立場は危うくなり、政府から追求を受けることになる。そんな中、MI6本部が爆破されてしまう。窮地に立たされたMの前に、まだ傷の癒えないボンドが姿を現す…というストーリー。
冒頭のチェイスのむちゃくちゃっぷりで、グっとハートを掴まれる。
『カジノ・ロワイヤル』『慰めの報酬』 は、久々の復活であることや、強い脚色&オリジナルストーリーであることで、厳しい目にさらされること必至ので、肩肘張ってしまうのは仕方が無かった。前2作のリアリティ路線は好みの別れるところだたろう。
しかし3作目にして、複雑な感情の絡み合いとかがなく、単純で素直な展開に。本来、007はこうであるべき。オープニングの曲の感じも、やっとシリーズ化できる安定感と余裕が生まれてきたように感じる。ハビエル・バルデム演じるラウルの強烈なキャラクターも、往年の007の悪役を彷彿とさせる。
こういうシリーズ物が、映画賞にノミネートされることは少ないけれど、技術系とはいえこれだけ評価されているのは、クオリティの高い証拠。私は、青色LEDの寒色系のシーンと暖色系の照明のシーンが交互に構成されているのが好き。
(以下ネタバレ)
本作の一番の特徴はMの引退だろう。ただ、Mのツンデレが、あまりにも可愛げがなく、正直、そのまま死んでもいいや…と思うくらいだった。
ラウルもMの元部下、ボンドも同じポジションでさらに作戦のために撃たれた。作戦の駒として扱われた両者だが、片方は究極的に憎み、片方はクールにビジネスパートナーとして信頼し合っている。どこに違いがあるのか?これが見所。
まあ、小手先の信頼じゃなく、ビジネスとして大人の信頼を涵養したもの同士ということ。バルデムが過去においてMに求めていた信頼は、所詮 子供が必要とするレベルの信頼だったということだな。
ボンドが復帰する際、ボンドは「綺麗に引退することができる諜報員はほとんどいない…」という何で戻ってきたのだ?と問われるシーンがある。私はこのセリフが伏線になっていると思っているで、Mは実は死んでいない死んでいないと考える。綺麗に引退したのさ。
さあメンバー一新で次のステージへ!という終わり方だが、次回か次々回で、さらっとMが出てくると私は予測している。Mの復帰(もしくは協力話)で一本話が作れるな。
#そういえば、007といえばボンドガール。今回、明確な配役として登場しなかった。つまり今回のボンドガールはMってことなんじゃないの?
スカイフォールとは、ボンドの生家のことだが、タイトルにするくらいなので、ダブルミーニングなんだと思うが不明。この世が終わろうとも正義を貫け…みたいな意味のラテン語の格言という噂もあるが、それはそれでピンとこない。
#この前、長崎にいったときに軍艦島にいくつもりだったのに、暴風雨で断念。ツイてない。行けてたら、もっと興奮できただろうな。
出張とか入ると、投稿は遅れてしまいますわ。
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