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公開年:2013年
公開国:イギリス
時 間:116分
監 督:ディーン・パリソット
出 演:ブルース・ウィリス、ジョン・マルコヴィッチ、メアリー=ルイーズ・パーカー、イ・ビョンホン、アンソニー・ホプキンス、ヘレン・ミレン、キャサリン・ゼタ=ジョーンズ、ブライアン・コックス、ニール・マクドノー、デヴィッド・シューリス、スティーヴン・バーコフ、ティム・ピゴット=スミス、ギャリック・ヘイゴン
コピー:若造に世界が救えるか!!



元CIAの腕利きエージェントだったフランク・モーゼズは、引退後、恋人サラと田舎町で平穏に暮らしていたが、サラは退屈な生活に飽きはじめ、関係がギスギスしはじめていた。そんなある日、スーパーで買い物中に元相棒のマーヴィンが現れ、一緒に仕事をしないかとしつこくに誘ってくる。田舎暮らしに大満足しているフランクは頑なに断ったが、駐車場にいくとマーヴィンの乗った車が大爆発。マーヴィンの葬儀に参列した後、FBI捜査官に連行されしまうフランクは、取り調べで“ナイトシェード”という計画について執拗に聞かれる。シラをきり続けるフランクだったが、特殊部隊が取り調べ室を急襲しフランクを抹殺しようとする。何とか抵抗するも多勢に無勢で、あわやというところに、死んだはずのマーヴィンが登場しフランクを救出。なぜかサラも一緒で、激怒するフランク。核爆弾の部品を密輸し現地モスクワで完成させるという、冷戦時代のナイトシェード計画に関する機密文書がウィキリークスで公開されたことが、この騒動の原因だと知ったフランク。当時、フランクとマーヴィンは、ナイトシェード計画の責任者を護衛していたことから、何か関係していると判断され、2人は国際手配されてしまい各国の諜報機関から命を狙われることに…というストーリー。

はじめの方の、書庫での戦闘がおもしろい。老体なら老体なりのアクションができるし、そのほうがリアル。『エクスペンタブルズ』みたいな老いても超人みたいなのよりは、臨場感を感じる。

イ・ビョンホンは韓国人役でよかったね。日本人とか中国人の役だとまた本国人から発狂されるし、こっちも迷惑だわ。でも、前作でイ・ビョンホンってどんな役だっけ?と思ったけど、前作出てなかったわ。たぶん他の映画の記憶(『G.I.ジョー』とか)。てか、マッチョでシュッとしてるのは認めるけど、ほとんど同じような役でしか需要がないってのがね。

フランクたちはテターボロ空港から出発するらしい⇒じゃあそこに…って、アメリカってフライトプランも出さんで行き先変更、簡単にできるもんか?まあ、政府から依頼された仕事だし、どうにでもなるってことなんだろう。でも、飛行機とられちゃう。そのあとも、ドアとれるんなら、もっと早く取れよ!みたいなシーンとか、イ・ビョンホンは真顔でギャグをやる演技を求められている。地味に難しい役かもしれない。真顔の演技まではやりきったと思うのだが、それを笑いまで昇華できていないのは残念だった。
韓国公開での収益を期待したという側面もあったあろうけど(もしかしたら資金も流れたかも)、韓国市場はあんまり商売にならないよ。だから、こういう流れは減ると思う。イ・ビョンホンは細かいことにこだわらず、韓国から離れて仕事をしたほうがよい(成功するかどうかは知らん)。

ほかにも、なんであのしみで“カエル”だとわかったか?とか、etc…、細かいことはみなまで説明しないのが本作。さらっと、フランクが言いそうな範囲で説明するだけ。それもセリフで。観客がおや?と疑問を抱くのは必至なのだが、流れがつかめればいいんだから、観客はよくわからんままでもいいというスタンス。そして、仮に観客の脳内で解決できなかったとしても、それをなぎ倒して展開する疾走感。シナリオのお手本になるな。このさじ加減。

ヘレン・ミレン演じるヴィクトリアの女王様妄想患者狂言が笑える(もちろん『クィーン』を演じたっていうキャリアを踏まえてのギャグね)。キャストに関していえば、マルコヴィッチ、メアリー=ルイーズ、ゼタと、コメディよりの作品とは思えないキレキレの演技を見せてくれる。いや、コメディだからこそ、マジメにキレキレじゃないといけないというお手本だわ。凡作以上良作未満だけど、キャストのお仕事のおかげで、安定の娯楽作品になってる。

珍シーンとしては、出ました『トゥルーライズ』以来の近距離核爆発を眺めてのラストシーン。市街地で爆発しなけりゃ、平和みたいっす。さすが欧米クオリティ。

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出張とか入ると、投稿は遅れてしまいますわ。
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