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image2132.png公開年:2002年
公開国:アメリカ
時 間:82分
監 督:スティーヴ・オーデカーク
出 演:スティーヴ・オーデカーク、ロン・フェイ、レオ・リー、ジェニファー・タン、ジョン・B・キム 他
コピー:闘え!舌先にファイターの証を持つ“選ばれし者”よ!!






とある村に“選ばれし者”が生誕する。その噂を嗅ぎ付けた悪のカンフーマスター・イテテ師は、“選ばれし者”を滅ぼすために、家族もろとも焼き討ちされてしまう。新生児の“選ばれし者”は、イテテとの攻防の末、辛くも脱出。その後、ネズミに育てられ、立派な青年へと成長する。彼が“選ばれし者”と呼ばれる所以は、天性のクンフーファイターだけに授けられるベロンチョ(舌先の顔)を持っているからだ。やがて彼は、タン師匠の下で修行に励み、なぜかベティと名前を変えたイテテ師との宿命の対決を目指すのだった…というストーリー。

昨日の『デス・トゥ・スムーチー』が珍作なら、本作は何だ?奇作か?「一体、何をやってるのだ?俺は何を観せられているのだ?……」これが正直な感想。

古臭いカンフー作品を模したコメディなのかと思ったが、不釣合いなぐらいにCGや特撮を多様。でも、本当のカンフー映画を彷彿させる雰囲気で、こんなクソくだらない作品なくせに、なんてクオリティが高いのだ?!と思っていた。
エンドロールを観てびっくり。本作は『ドラゴン修行房』という過去作品に手を加えて作られているのだ。手を加えているっていっても、その改修具合はハンパなくて、別撮りした主人公をはじめ役者の顔の部分を合成しているのだ。そのシームレス具合は異常で、私、そんな合成をしているなんて微塵も感じなかったよ(『ベンジャミン・バトン』並みにすごいんじゃね?)。何なのこの技術の無駄遣い!!
で、この主人公、監督自身が演じており、全部の役者の吹き替えもこの監督一人でやってるんだって!!何なの、この労力の無駄遣い!!
犬の声の音声などを、わざと映像をはずしてみるなど、昔の映画の雰囲気をつくったり。何なの!!この、無駄な雰囲気作りのセンス!!
これだけ、無駄なパワーを炸裂させているのに、結局、選ばれし者の証である“舌先の顔”について、何だったのかはよくわからず。何なの!!この、いい加減さ!!
そして、主役のスティーヴ・オーデカークの体ができあがっている!!何なの、この無駄な筋肉のキレ!!

ちなみに吹き替えは西村雅彦がやっており、悪くない出来映えなのだが、なぜかワンパイというキャラクターだけ、別の人が吹き替えしてる。なんでやらなかったのか…。なんで中途半端なのか…。

私なら、まったく同じ内容を、台詞や吹き替えを別の声優や芸人にやらせて、月曜から金曜の深夜に連続放送する企画を出す。なんなら、24時間テレビの裏で、5本連続放送してもいいくらいだ。

 

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出張とか入ると、投稿は遅れてしまいますわ。
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