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image0576.png公開年:1996年
公開国:アメリカ
時 間:79分
監 督:ヘンリー・セリック
出 演:ポール・テリー、ジョアンナ・ラムレイ、ミリアム・マーゴリーズ、ピート・ポスルスウェイト、リチャード・ドレイファス、スーザン・サランドン、サイモン・キャロウ、デヴィッド・シューリス 他
ノミネート:【1996年/第69回アカデミー賞】音楽賞[オリジナル・ミュージカル/コメディ](ランディ・ニューマン)


優しかった両親がサイに襲われて亡くなった後、スポンジおばさんとスパイカーおばさんの住む孤島に引き取られた9才のジェームズ少年。二人の叔母はジェームスをこき使い、満足に食事を与えないほどいじめてていた。ジェームスは、生前に両親が3人でニューヨークのエンパイアステートビルに登ろうと話していたことを思い出し、いつか訪れることを夢見るのだった。そんなある日、ジェームスは謎の老人から緑色に輝く不思議な物体を貰う。うっかり桃の枯れ木の下にこぼしてしまうと、桃の実がつき、みるみるその実は大きくなっていく。思わず桃を一かじりすると、その穴からジェームスは桃の中に引き込まれてしまう。そこには、愉快な虫の仲間達がおり…というストーリー。

ヘンリー・セリックって監督だけど、製作はティム・バートンとデニーズ・ディ・ノヴィで、『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』とまったくおなじチーム。途中でジャック・スケリントンも登場し、世界観(というか質感)を共有するお話。最初と最後に実写シーンがあるけどね。

私、ティム・バートン好きではあるんだけれど、シナリオはあいかわらず感心できない。
困ったことになる主人公→未知の力を誰かがくれる→突っ走る→破綻もしくは崩壊する→なんかわからんけど悪役は痛い目にあう→なんとなく大団円。原作の童話があるんだけど、結局このパターンに落ち着いてしまう。
#原作は読んだことがないので差があるのかは不明。

アクが強くてちょっぴり気持ちの悪いキャラクターが動き回るのが愉しい。おもしろさの7割はそっちだから。
ただ、『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』だとキャラクターのフィギュアが売っていたら、思わず欲しい!って思うんだけど、本作のキャラクターのデザインはいまいち、そういう気にさせてくれない。虫のデザインが残っているからか?虫の動作の範囲を大きく逸脱しないから、おもしろく感じられないのか?

寓意というか、裏に潜めた主張みたいなものがあまり無い。“サイに殺された”って何か別の意味があるのかとおもったけど、本当にサイに殺されたってことみたい。純粋に少年とおかしな仲間たちの冒険を楽しめばいい、そういう作戦なんだと思う。

なんだかんだ文句をいいつつ、DVDを買った作品なんだけどね。
妙にまとまっているせいなのかもしれんが、なぜか眠くなる。いい意味で催眠術な作品。小さい子供と見るには最適な作品なのかもね(親子で寝ちゃうんだわ)。

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一日一シネマ。読んだら拍手ボタンを押してくだされ。
出張とか入ると、投稿は遅れてしまいますわ。
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