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image0672.png公開年:2004年
公開国:イギリス
時 間:83分
監 督:ロバート・ヴィンス
出 演:クリス・ポッター、リチャード・カインド、エマ・ロバーツ、マイケル・ベイリー・スミス、ミュゼッタ・ヴァンダー、デブラ・ジョー・ラップ、パット・モリタ 他





トップ・エージェントとして大活躍するチンパンジーのミンキーとその相棒マイク。しかし、マイクの妻が急死してしまったため、幼い娘アメリアを育てるためにマイクは引退を決意する。そしてミンキーもサーカスの団員に転職する。10年後、ミンキーはサーカスの大スターに、マイクは保険のセールスマンとして、退屈な日々を過ごしていた。12歳になったアメリアは、天才化学少女に成長。画期的なレーザードリルを発明した功績が認められ、世界有数の科学者であるファーレー博士から科学功労賞を授与されることことになった。しかし、それは彼女の発明に目をつけたファーレー博士の陰謀で、巨大なドリルで地球を掘り進み、マグマのエネルギーを開放しようという目的だったのだ。ファーレーは、彼女を誘拐して日本へ連れ去ってしまうが、それを知ったマイクは、サーカス団のミンキーに助けを求めコンビを再結成する…というストーリー。

B級中のB級って作品なのに、ものすごく頑張っている。日本描写は確かに変なんだけど、出てくる日本語の看板に誤字はないし、ところどころ実際ロケをした様子もあるし、日本への愛情が感じられる。『スコット・ピルグリム VS. 邪悪な元カレ軍団』を同じ志向性。
予算は無いけど時間はあるよ!だから、チンパンジーの演技は何テイクも撮れるし、日本語のチェックをする時間もあるよ!そんな感じ。

しかし、後半、息切れしちゃうのだ(笑)。車のナンバープレートの形が変だったり、タクシーが自動ドアじゃなくて屋根にランプがないとか。おしい!って感じ。それに、せっかくおもしろいキャラクターだったサーカスの仲間たちは、前半だけでお役御免になる。
でも、この力尽きていく様子が生暖かく見守れるってのが、本作の良いところ。もう、製作側も開き直っていて、槍ヶ岳に舞台が移ると「カナダに似ている…」っていって、ロケ地がカナダになっちゃう(笑)。

すると、ニッポン要素が不足してくるので、“ミヤギさん”投入。ニンジャマスターなんだけど、別にミンキーに何かを授けるわけではない。というか弱い!!最後はグダグダになるけど、まあそんなもんでしょ…ってところに不時着。なんなら次回作をつくってもいいんじゃね?って感じで終わる。

とにかく、好感が持てるコメディ。

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出張とか入ると、投稿は遅れてしまいますわ。
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