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image2032.png公開年:2012年
公開国:アメリカ
時 間:89分
監 督:ニコラス・マッカーシー
出 演:ケイティ・ロッツ、キャスリーン・ローズ・パーキンス、ヘイリー・ハドソン、サム・ボール、マーク・スティガー、アグネス・ブルックナー、キャスパー・ヴァン・ディーン 他





アーニーは、幼いころから母親に虐待されていたため、独り立ちできる年齢になると家を飛び出し、そのまま疎遠となっていた。しかし、その母親が亡くなったため、姉から葬式に出るように何度も連絡が入る。姉も同じように母親から虐待されていたのに、なぜそんな気になるのにのかアーニーには理解できなかったが、しぶしぶ故郷に戻ることに。しかし、戻ってみたが家に姉がいない。起動したままのノートパソコンが床に置かれているなど、なにか不自然な様子。しばらくすれば戻ってくるだろうと考えていたが、結局葬儀の日になっても戻らない。葬儀を終えたアーニーは、預けられていた姉の子を家に引き取り、家で休むことに。しかし、その夜、恐ろしい体験をすることに…というストーリー。

日本未公開作品だが、それほど悪くなかった。ありきたりなポルターガイストや怨念モノのような感じでスタートするので、前半でかなり観る気が失せるのは事実。始めの姉が襲われるシーンまでは、幽霊の仕業なのか人間の仕業なのか、どちらにも取れなくない演出なのだが、葬儀後は完全に霊魂の仕業であるこことが明白な演出に。さらに、知り合いの霊能者が登場して確定。ああ、やっぱりそっち路線か…凡庸だな…と。しかし、そうやって散々油断し切ったときに、突然違うテイストが放り込まれて、「あ?お?何?」となる。

(以下ネタバレ)
いい加減な演出かと思っていたが、壁に包丁が刺さるのもしっかり伏線になっている。母親と一緒に写真に写っている女性の胸には、今、自分がしているペンダントが…。母親の住民情報を確認すると、母親の弟の存在が。その弟はどこへ?おや、もしかするとシリアルキラー物に方向転換か?しかし、刑事も登場して捜査を始めるが、現場写真には不思議な影が。やはり心霊現象なのか?と。終盤まで揺らす揺らす。で、コックリさんをやってやっぱり心霊モノかと思わせていると、突然…。

壁中に穴が開いてるんだから、霊魂による超常現象が発生していることを、地下男は見ていたんじゃなかろうか…と思うと、そこは辻褄が合わないような気が。
母親が虐待するような人間だったのは、遺伝子的にそういう傾向のある姉弟だということでいいのかな。弟の存在を一緒に暮らす子供にも隠すために、やむを得ずやっていたとか、そういう演出でも良かったと思う。そう、本作に足りないのは“愛”だな。
キャリアのない監督さんらしいが(脚本も監督が書いている)、彼には悪いが、これは、時間を置いてリメイクすればいいと思う。きっといい作品になる。

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出張とか入ると、投稿は遅れてしまいますわ。
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