忍者ブログ
[1015]  [1014]  [1013]  [1012]  [1011]  [1010]  [1009]  [1008]  [1007]  [1006]  [1005
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

image1898.png公開年:2011年
公開国:アメリカ
時 間:106分
監 督:クレイグ・ギレスピー
出 演:アントン・イェルチン、コリン・ファレル、クリストファー・ミンツ=プラッセ、デヴィッド・テナント、イモージェン・プーツ、トニ・コレット、デイヴ・フランコ、リード・ユーイング、ウィル・デントン 他




オタクだったチャーリーは、学校一の美女エイミーと付き合うためにオタクを卒業。見事に彼女を恋人にして充実した日々をおくっていた。そんなある日、チャーリーの隣の家にジェリーという男が引っ越してくる。オタク時代の友人エドは、最近数多くの学生が失踪しているのは、ジェリーがその犯人だと主張したが、相手にしないチャーリー。しかし、そのエドも失踪してしまう。相手にしなかったことを心苦しく思うチャーリーが、エドの部屋を調べると、ジェリーがバンパイアであるらしい証拠を発見する。ところが、母もエイミーもチャーリーの警告を信じないため、ラスベガスのショー“フライトナイト”でヴァンパイア・キラーを演じるピーターに助けを求めるのだったが…というストーリー。

1985年の『フライトナイト』のリメイク。オリジナルとの違いが実に興味深い。あらゆる設定変更やストーリー変更がウマく効いているのだ。ここまで的確にリメイクできている例はめずらしいかも(まあ、オリジナルが、シナリオのセオリーをかなりハズしているだけ…っつー話もあるんだけど)。

オリジナルで隣家に住むのは男二人だった。大してストーリーに貢献しておらず、味のある存在でもなく、メリットは薄かった。それを一人に変更。実にすっきり。
母親の処理。途中でストーリーがダレぎみになったところで、バトルシーンを設け、同時に母親に画面から消えてもらう流れに。なかなか巧み。
オリジナルの恋人は、さほどかわいくもないのに自分からバンパイアの親父を受け入れてしまうというビッチっぷりを発揮。そんな“汚れ”なら死んでしまえ!とすら思わせるのを、コントロールされて仕方なく…に変更。とりあえずまともな形でヨリが戻る。ディズニー配給ってこともあるし、さすがにオリジナルのままじゃね。
手助けしてくれる人が、オカルト好きなおじいさんから、インチキイリュージョニストに変更。終盤のバトルが、じいさんのモタモタで興醒めするのを避けたってことだろう。これも正解。
オタクの友達の処理。オリジナルは、別に仲違いしたわけでもないのに敵対関係になってしまうという、見も蓋も無さだったが、敵対する理由をつけ意味のある対立軸になった。

とにかく3Dのホラー作品ということで、疾走感がすべてだと思ったのだろう。引っかかる部分や変なの…と思わせる部分は徹底的に排除されており、それらが非常に功を奏していると感じる。どうせ大したものではなかろうと半分馬鹿にしていたけど、大変楽しめた。佳作。

拍手[0回]

PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
プロフィール
HN:
クボタカユキ
性別:
男性
趣味:
映画(DVD)鑑賞・特撮フィギュア(食玩/ガシャポン)集め
自己紹介:
一日一シネマ。読んだら拍手ボタンを押してくだされ。
出張とか入ると、投稿は遅れてしまいますわ。
リンク
カウンター
カレンダー
04 2024/05 06
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
ブログ内検索
最新コメント
[06/03 離脱ラバ]
[06/03 離脱ラバ]
[06/03 離脱ラバ]
[04/28 ETCマンツーマン英会話]
[10/07 絶太]
最新トラックバック
Copyright © 2009-2014 クボタカユキ All rights reserved.
忍者ブログ [PR]