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公開年:2010年
公開国:アメリカ
時 間:115分
監 督:リシャール・ベリ
出 演:ジャン・レノ、カド・メラッド、ジャン=ピエール・ダルッサン、マリナ・フォイス、リシャール・ベリ、ジョーイ・スタール、フィリップ・マニャン、カルロ・ブラント、ファニ・コラローヴァ、ムーサ・マースクリ 他
コピー: 『レオン』から17年──愛する者を守るため、男は再び戦うことを決意する。
かつて、マルセイユのマフィアのボスだったシャルリは、現在引退して家族との平穏な日々を送っている。しかしある日突然、複数のヒットマンに襲撃され重体に。奇跡的に奇跡的に一命を取り留めたものの、自分を襲わせたのが、幼馴染でもあるマフィア時代の盟友であることが判明。怒りが沸くものの、家族や仲間を巻き込む泥沼の抗争になること嫌い、シャルリは報復を躊躇い…というストーリー。
子供がいなくなるんだろうな…って思わせておいて、そうじゃなかったのは、ツカミとしてはよし。
しかし、20分経過しても、話がよく見えない。ジャン・レノ演じるシャルリは何で撃たれたのか?とか、まあ、これがこのストーリーの謎解き部分なのだろうが、どこまで引っ張るのやら…って感じ。
散々引っ張っておいて、麻薬ビジネスに手を出したいから、うるさい奴を始末したかっただけ…という、つまらない理由が待っている(シャルリは引退してるんだから、とりあえずこっそり黙ってやりゃあいいじゃないか…と思うのだが)。
ストーリは、古い友情を大事するか、殺された仲間の家族の悲しみを重く考えるか?っていうジレンマにシャルリが直面するのだが、どう考えても後者の一択だろ?って。全然、究極の選択でもないことで悩んでるところが、面白く感じられないところ。
実際、後者を選択することになるのだが、だからといって、イケイケGO!GO!でドンパチがはじまるのかと思いきや、敵さんが勢揃いしているところに乗り込んでいきながら、一人しか殺さない。何か元マフィアなりの美学を表現したいらしいのだが、どうせ殺るつもりなら、殺ればいいじゃないかと、どうもピンとこない。
中盤を過ぎてくると、ストーリーは一層ガチャガチャしていく。商売道具の麻薬をキレたからといって大量にブチ撒いたりするかなぁ…とか、右手が麻痺してるのにバイクって運転できるのかなぁ…とか、その鉄条網をわざわざくぐらないといけないのかなぁ…とか。
女刑事さんの存在の効果もいまいち。
フランス人の役人嫌いとか、マフィアはうんざり…とか、そういう気持ちはよく表れているけど、肝心の男のロマンとか生き様みたいなものが感じられない作品。
それに、コピーに『レオン』を引っ張り出してきたことが、失礼に感じる。
負けるな日本
出張とか入ると、投稿は遅れてしまいますわ。
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