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 image0364.png 公開年:2004年
公開国:アメリカ
時 間:98分
監 督:トレイ・パーカー
出 演: トレイ・パーカー、マット・ストーン、クリステン・ミラー、マササ、ダラン・ノリス、フィル・ヘンドリー、モーリス・ラマルシュ 他
ノミネート:【2005年/第14回MTVムービー・アワード】アクション・シーン賞(テロリストの襲撃)
コピー:アメリカ フ★★ク イェー!




世界の平和を乱すテロリストに対抗するため、国際警備組織“チーム・アメリカ”結成された。彼らは、今日もマシンガンを手に、憎きテロリストたちを手段を選ばず殺しまくる。そんな調子なので、多くの人々から“平和を守ると称して破壊行為を繰り返しているだけだ”と指摘されるが、お構いなし。ある日、とある国の独裁者がテロリストに大量破壊兵器を売りさばこうとしているという情報を掴む。それに対抗するために、リーダーのスポッツウッドは、ブロードウェイのスター俳優ゲイリーをスカウトし、おとり捜査をさせることを発案する。スターの夢を諦めきれないゲイリーは一度はその要請を断るが、自分の演技の才能を世界平和のために生かすべきだと考え直し、チームに参加。元アメフト選手のジョー、マーシャルアーツの達人クリス、心理学専攻のリサ、心霊能力のあるサラたちと共に、武器ディーラーの隠れ家への潜入作戦を遂行するのだったが…というストーリー。

間違っても人形劇だからって、子供に観せてはいけない。観せたら気まずくなるとかそんなレベルではなく、純粋にR-18だから。残酷表現ゆえにR-18なんじゃなく、性的表現においてR-18だから。詳細は自分で観て判断してくれたまえ。

コメディではあるが、反テロ、反米的を前面に出してスタートするので、そういうメッセージ性を絡めてくるのかと思いきや、あっという間に単なるお下劣ムービーに転げ落ちていく。
マイケル・ベイを直球でバカにし、メタ視点で映画業界を揶揄したかと思いきや、アメリカの傲慢をバカにし始める。全方位的に攻撃するのかと思いきや、ブッシュ非難をはじめとする共和党批判に、アレック・ボールドウィンたち俳優たちを馬鹿にする民主党批判と、バランスを考えて攻撃しているところがあざとい。

ちょっと誰かをバカにするのも飽きてきたな…と思ったら、ゲロ噴出に倒錯セックスと、より下劣に。いやいや、やりすぎだろとニヤニヤしていると、北朝鮮に矛先を変える。観客にあまり考えさせる暇を与えない手法は評価できる。

お気に入りのキャラは、人の心が読める隊員のサラ。「私の心がゲイリーに惹かれているのがわかるわ…」と全然スピリチュアルな能力じゃねーし。くだらない。

アメリカのお下劣映画といえば『サウスパーク/無修正映画版』っていうのがあるけど、主張や思想がありそうでまったくない本作のほうが、くだらなさと無意味さという点では間違いなく上だろう。

日々の仕事に疲れたら、観てみるといい映画。くだらないことで悩んでいるのが馬鹿馬鹿しくなると思う。

 

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出張とか入ると、投稿は遅れてしまいますわ。
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