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公開年:2007年
公開国:アメリカ
時 間:133分
監 督:ジュリー・テイモア
出 演:エヴァン・レイチェル・ウッド、ジム・スタージェス、ジョー・アンダーソン、デイナ・ヒュークス、マーティン・ルーサー・マッコイ、T・V・カーピオ、ジョー・コッカー、ボノ、エディ・イザード、サルマ・ハエック 他
ノミネート:【2007年/第80回アカデミー賞】衣裳デザイン賞(アルバート・ウォルスキー)
【2007年/第65回ゴールデン・グローブ】作品賞[コメディ/ミュージカル]
コピー:All You Need Is Love 愛こそすべて
1960年代、リバプールの造船所で働くジュードは、まだ見ぬ父に会うためアメリカへと渡る。父はプリンストン大学で用務員をしていたが、ジュードの存在を知らず、ただ戸惑うばかり。拍子抜けしたジュードだったが、そこで学生のマックと出会い友達になる。その後、大学生活を嫌ったマックスは退学しニューヨークへと向かったが、ジュードも同行。歌手のセディが住むグリニッジ・ビレッジのアパートに転がり込み、若者たちとの共同生活をはじめる。そんな生活も軌道にのってきたある日、マックスの妹ルーシーが、兄の召集令状を携え、アパートへとやって来て…というストーリー。
前にも書いたが、基本的にミュージカル映画は好きじゃない。ミュージカルが嫌いなわけではなく、“ミュージカル映画”が嫌いなのだ。なぜなら、映画の中に舞台を置いただけのような、奥行きのないダンスが展開されることが多く、映画であることのメリットを生かしていないからである。それなら、ミュージカルの舞台をただ撮影しただけのほうが、舞台ゆえの様々な工夫を感じられて、かえって愉しめるとすら思う。
しかし、本作は違った。ミュージカルを映画で表現する意味がある作品にはじめてであった気がする。映画であることのメリットを生かし、舞台は平板ではなく、非常に立体的で奥行きが感じられる。ダンス部分の演出をした人は、ものすごく空間認知能力に長けているのと思う。私はそういう能力が、どちらかといえば劣っている方なので、純粋に感動してしまった。ダンスだけでなく特撮やCG部分も実に自然に融合していると思う。受賞歴こそないが、個人的には評価したい。
使用されている楽曲はすべてビートルズなのだが、さすがミュージカルということだろうか、私のようなポンコツヒアリング能力でも、ものすごく聞き取りやすい。そして思わず歌いたくなる。ストーリーと楽曲のからめかたも最高である。思わず一緒に歌いたくなったが、電車内だったので、一生懸命抑えた。
ストーリーに物足りなさを感じる人もいるだろうが、ノリ重視の若者のロードムービーと考えると、案外適切な気がする。なんとなくうやむやで終わらせた気もしないではないが、最近、滅入るような内容お映画ばかりだから、このくらい予定調和で展開してもらったほうが、とても気分がよい(若者映画といってしまうと、『ハイスクール・ミュージカル』みたいのを想像されてしまうかもしれないが、まったく違う)。
だれしも、流れは受け入れつつも、ただ流されは無いような、適度に自由な生き方には、憧れる。主人公の冒険(といっていいのかな)を、ものすごくうらやましく感じてしまった(…ってのは、もう、おっさんだってことなんだろうな)。
とてもセンスの良い快作なので、お薦めしたい。また定期的に観かえすような作品に出会ったと思っている。
出張とか入ると、投稿は遅れてしまいますわ。
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