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公開年:1988年
公開国:アメリカ
時 間:161分
監 督:クリント・イーストウッド
出 演:フォレスト・ウィッテカー、ダイアン・ヴェノーラ、マイケル・ゼルニカー、サミュエル・E・ライト、キース・デヴィッド、マイケル・マクガイア、ジェームズ・ハンディ、デイモン・ウィッテカー、サム・ロバーズ、ビル・コッブス、ジョン・ウィザースプーン、トニー・トッド、アンナ・トムソン、トニー・コックス 他
受 賞:【1988年/第61回アカデミー賞】音響賞(Les Fresholtz、Dick Alexander、Vern Poore、Willie D.Burton)
【1988年/第41回カンヌ国際映画祭】男優賞(フォレスト・ウィッテカー)、フランス映画高等技術委員会賞(クリント・イーストウッド)
【1988年/第54回NY批評家協会賞】助演女優賞(ダイアン・ヴェノーラ)
【1988年/第46回ゴールデン・グローブ】監督賞(クリント・イーストウッド)

自殺を図り精神病院に運ばれたバードこと、サックス奏者のチャーリー・パーカー。彼はベッドの上で、16歳の頃を思い出していた。ヘロイン中毒で死んだ父親の姿、そして、とあるクラブで行われたコンテストに参加し、自分の演奏を多くの客に笑われたことを。その8年後、彼は、ニューヨークの52番街のクラブ“BE BOP”で観客を熱狂させるプレーヤーになっていた。しかし、父親を反面教師にすることなく同じようにヘロインに溺れていたのだった。妻チャンとの出会いもその頃だった。当時ダンサーだったチャンの心を必死で射止めたチャーリーは、薬物を絶って、西部への進出を図ったが、よそ者扱いされうまくいかず、酒びたりになって結局入院するハメに。そんな夫を救うためにチャンは奔走。再びニューヨークで仕事を得るのだったが、薬物から離れることができず…というストーリー。

愉しむのが難しかった作品。何故難しいかといえば、まず、主役のチャーリー・パーカーなる実在のサックス奏者のことを微塵も知らないこと。全編に渡って、クラブで演奏する姿、夜の街、薄暗い部屋であることに加え、ほとんどが黒人キャストなので、とにかく目に刺激がない。現在と過去を交互に見せる演出なのだが、フォレスト・ウィッテカーの見た目に変りがなくて、油断すると過去なんだか現在なんだかわからなくなってしまうほど。
そのくせ、こんな見づらいくせに、それを補って余りあるほど、音楽だけはクソ心地よい。それが合体すると何がやって来るかといえば、睡魔以外にない。20分観続けることが難しい。もう何度、巻き戻したことやら。
#途中でチャーリーのことをダディと呼ぶ白人の子が出てきたが、アレはなんだ? 謎だったが、スルーしてしまった。

主人公は子供のころから薬物中毒だし、粗野で感情的で身勝手で、可愛げがない。一つの能力に秀でているけど、クソ人間ってう役柄は、フォレスト・ウィッテカーのお得意だとは思うのだが、あまり興味深いとは思えないし、魅力の薄いキャラクターだと思う。正直、この丸々としたおっさんがどうなろうと知ったこっちゃない…そんな気持ちになってしまっては、愉しく映画を観るのは困難。

おまけに、これが、クソ長いときている。

で、そのまま、ズブズブと堕ちていき、若くしてお亡くなりになる。それだけ。よっぽどチャーリー・パーカー本人や、ジャズの歴史に興味がないと、無理ですわ。

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