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image1643.png公開年:2010年 
公開国:アメリカ
時 間:95分
監 督:クリス・ルノー、ピアー・コフィン
出 演:スティーヴ・カレル、ジェイソン・シーゲル、ラッセル・ブランド、ジュリー・アンドリュース、ウィル・アーネット、クリステン・ウィグ、ミランダ・コスグローヴ、デイナ・ゲイアー、エルシー・フィッシャー、ダニー・マクブライド 他
ノミネート:【2010年/第68回ゴールデン・グローブ】アニメーション作品賞
【2010年/第64回英国アカデミー賞】アニメーション賞
【2010年/第16回放送映画批評家協会賞】長編アニメ賞

大泥棒グルーは、だれよりもスゴいものを盗んで、人々を驚かせること。しかし、何者かにピラミッドが盗まれ大ニュースに。負けないように、もっとすごいものを盗んでやろうと、月を盗むことを決意。しかし、月を盗むためには、ピラミッドを盗んだライバルの泥棒ベクターから、ある装置を盗まなければいけない。そこで、ベクターを騙すために、養護施設で暮らすマーゴ、イディアス、アグネスの三姉妹を利用することを思いつき、彼女たちを養女に迎え入れ…というストーリー。

ストーリーボードの段階ではかなりイケる!と思ったことだろう。確かにキャラデザインは悪くないし、CGの技術も高いと思う(物体の動きなどとても自然)。しかし、肝心の主要キャラの動きがぎこちない(特に子供の動きに違和感を感じる)。普通の大人の動きをモーションキャプチャーして、むりやり子供の頭身のキャラに当てはめた感じ。

あの黄色い奴の正体は何なのかと、ずっと頭に?マークを浮かばせながら観ていた(かなり後になってわかるのだが)。グルーが街を破壊してもお咎めはないし、泥棒という職業が悪人なのか否かも疑問に思えてくる。正直、世界観がいまいちつかめなくてとまどった。

悪人の心が子供とのふれあいによって変化していくという、ありがちな話ながらも、ほんわかしたいい作品に仕上がってはいる。しかし、笑福亭鶴瓶の吹き替えが、悪人としてのパンチに欠けるので、はじめから良い人の印象なのが逆効果だったかも。
#『ビートルジュース』の西川のりおには劣るかなと(単なるダミ声繋がりで比較する意味は、あまり無いんだけど)。
一番小っちゃい子供の声は人気子役の芦田愛菜かな。声だけでわかるということは、やっぱり何か持ってる子なんだろう。でも、良かったか?といわれると、そうでもない。この二人にプロモーションに参加してもらえば宣伝効果は抜群だろうけど、結局、山ちゃんに参戦してもらってるってことは、本当のプロに締めてもらわないと不安だ…と日本の配給会社は考えたってことかも。まあ、置きにいったストライクって印象。

所詮子供向けだろ…とハードルを下げきって観た人は、充分愉しめただろうが、それなりに期待をしていた人には物足りなかったと思われる。私は後者。でも、子供も大人も一緒に愉しめるという意味では大成功。被災地の子供を集めて上映会をしてあげたくなるような作品。

個人的には、『くもりときどきミートボール』には劣ると思う。大人が週末観る作品としては、特段お薦めしない。
 

 


負けるな日本

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