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image1794.png公開年:2010年
公開国:日本
時 間:106分
監 督:三池崇史
出 演:哀川翔、仲里依紗、阿部力、井上正大、永野芽郁、中野英雄、六平直政、木下ほうか、マメ山田、水樹奈々、波岡一喜、レスリー・キー、前田健、スザンヌ、稲生美紀、大橋沙代子、清水ゆう子、内田流果、生瀬勝久、田中直樹、ガダルカナル・タカ 他
受 賞:【2010年/第34回日本アカデミー賞】新人俳優賞(仲里依紗「時をかける少女」に対しても)

宇宙人の侵略から地球をまもったゼブラーマンこと市川新市。彼が世間から姿を消してから15年経った西暦2025年、東京はゼブラシティへと名称を変えていた。そこでは、犯罪抑止に効果があるとして、新都知事によって朝夕の5分間だけ警察官や議員などの権力者による不法行為が許される“ゼブラタイム”という制度が施行されていた。市川は一切の記憶が無い状態で、道端で突然目を覚ましたが、ゼブラタイムに警官から胸を撃たれてしまう。市川はゼブラシティへの抵抗組織“白馬の家”に匿われるが、その組織のリーダーは、市川のかつての教え子で…というストーリー。

仕事を選ばずなんでもこいの三池監督だけど、このゼブラーマンについては好きでノリノリでやっていた気がする。
でも、コスプレしてたヘタレ教師が本当にヒーローになっちゃうノリだったのに、哀川翔のキャラが前回と繋がってしない。あらゆるところで差し挟まれてくるギャク(のようなもの)が、すべてオヤジギャグで、どうしようもなくつまらない。最後くらいは、素直に盛り上げればいいのに、マットレスと枕って、それおもしろいの?挙句の果てに、膨らむってそのオチ、おもしろいの?ねえ?ねえ?顔をのぞきこんで問い詰めたい気分。

特撮映画を揶揄したような場面もあるけど、前作にはあった特撮ヒーローへの愛みたいなものが完全に失せているんだよね。そこって“ゼブラーマン”っていうキャラクターの最後の拠り所だったと思うんだけど、それも捨てちゃうんだな。続編を作る意味ってあったんだろうか。

仲里依紗は、イメージを覆すことでいいプロモーションになったとは思う。そして、仲里依紗自身もこういう役柄が好きなんだと思う。だけど、歌もウマくないし、演技とキャラもあっていない。
本作でムチムチしてるっていわれたんだろうね。その後、変にダイエットして、ガリガリになっちゃって魅力は半減しちゃってるし。事務所は、このイメージを払拭したくて、その後はこういうイメージじゃない仕事を選んでるみたいだし。この人、本作に出て、全然得していないわ。

三池監督にしろ、仲里依紗にしろ、本人が好きなことと、世の中から求められていることは、なかなか一致しないっていういい例だと思う。

トホホ。三池崇史監督の近頃の作品の中で、ズバ抜けてデキが悪い。前作より良くなっているのは、CGとセットだけ。これは観る時間が無駄だった。お薦めしない。

#もっと低予算で作って、余った予算を募金したほうが世のためだったし、これを観るくらいなら、その時間、世界のかわいそうな子供たちのためにお祈りをしていたほうがまし。




負けるな日本

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出張とか入ると、投稿は遅れてしまいますわ。
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