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公開年:2009年
公開国:日本
時 間:120分
監 督:三木聡
出 演:麻生久美子、風間杜夫、加瀬亮、相田翔子、笹野高史、ふせえり、白石美帆、松岡俊介、温水洋一、宮藤官九郎、渡辺哲、村松利史、松重豊、森下能幸、岩松了、松坂慶子 他
コピー:ひらけ、ぬま。
出版社を退職した人生ドロ沼状態の沈丁花ハナメは、母の事故をきっかけに自分の知らない実父の存在を知ることに。真偽を確かめるため、その男を訪ねたハナメだったが、そこにいたのは“電球”と名乗る怪しい風貌の骨董屋でがっかり。それでも電球の変なアドバイスでちょっとだけ光が差し込んできたハナメは、いつしか骨董の魅力にハマり出すのだが…というストーリー。
これを、面白いと思う人の範囲は狭いんじゃないかねぇ。とりあえずDVDパッケージのアオリはよくない。コメディとして傑作みたいなことが書いてあるから、それを期待して借りた人のうち半分くらいが気を悪くするんじゃなかろうか。私は幸いなことに、微塵も期待していないかったので、怒りはしなかったけど。
正直なところ前半のノリのままでまとめてくれれば、なかなかの評価ができたと思うんだが、急に最後、ジブリテイストなのがねえ(どこがジブリだ…っていわれそうだけど、ネタバレになるからさ)。
前半だけなら、元気な麻生久美子の魅力で、日本版『アメリ』?ってなノリで、個人的にはなかなか好きだったんだけど、後半がねえ。この監督(脚本も手掛けてる)は、まとめ方を事前に考えないで乗りで書き始めるタイプなのかな。
本当に、麻生久美子がいなかったらクソだよ。この映画。ちょっと他人には薦められない。『時効警察』とかが好きな人でも、本作の後半はダメでしょ。100円レンタルでかつ誰かが返却しに行ってくれるなら、許すレベル。これを観た後に自分の足で返しにいくのは腹立つかも(なんとなく本作のレベルが伝わるかな)。
#麻生久美子という人の魅力の半分は“声”ですな。必要以上のセクシーさが無く子供の声に近いかも。それに特段美人というわけでもない風貌が加わって、こういうパターンは猛烈な高感度を得るわけだが、それにおんぶに抱っこしてるこの監督は、ちょっとタチが悪いですな。
麻生久美子以外の演者さんが、誰も得してないのもかわいそうだし。もう、この監督は、少なくとも映画に関わるのはやめたほうがいいのではないかな。誰も得しないよ。TVでやっていけてるんだから、そこにいればいいじゃない。お帰りよ。
出張とか入ると、投稿は遅れてしまいますわ。
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