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公開年:2007年
公開国:アメリカ
時 間:138分
監 督:メル・ギブソン
出 演:ルディ・ヤングブラッド、ダリア・エルナンデス、ジョナサン・ブリューワー、ラオール・トゥルヒロ、モリス・バード、ヘラルド・タラセナ、ルドルフォ・パラシオス、フェルナンド・エルナンデス 他
ノミネート:【2006年/第79回アカデミー賞】メイクアップ賞(Aldo Signoretti、Vittorio Sodano)、音響賞[編集](Sean McCormack、Kami Asgar)、音響賞[調整](Kevin O'Connell、Greg P. Russell、Fernando Camara)
【2006年/第64回ゴールデン・グローブ】外国語映画賞
【2006年/第60回英国アカデミー賞】外国語映画賞
【2006年/第12回放送映画批評家協会賞】外国語映画賞
コピー:マヤ文明、崩壊前夜。我々は驚異の世界の目撃者となる!
狩猟民族の青年ジャガー・パウは、妻子や仲間と共にジャングルで平和な日々を送っていた。ある日、都会からやって来たマヤ帝国の襲撃を受け、なんとか妻子を涸れ井戸の中に隠すも、他の仲間と一緒に街へ連れ去られてしまう。彼らは、干ばつを鎮めるための生け贄になりかけるが、パウは奇跡的に免れ、ジャングルへ脱走し、妻子の待つ故郷の村を目指し走り続けるが…というストーリー。
昨日の『ミッション』に続き、中南米モノ。ざっと、あらすじを書いてしまったが、上記の内容で、ほぼすべてである。公開当時に、ジャングルの中を走る疾走感をやたらと絶賛したのを記憶しているが、それくらいしか褒めるところが無かったのかもしれないと、観終わってから思う(ジャングルの中を疾走するのは、かなり後のほうだしね)。
実は、マヤ文明が白人に侵略される話だと思い込んでいたのだが、まったく違って、マヤ帝国内の争いの話。最後の最後にちょっぴりだけ白人が上陸してきて、これから侵略されるんだな…と匂わせて終わる。
穿った見方かもしれないが、マヤが滅びたのは白人がトドメを刺したとしても、その前に崩壊寸前だったんだよ…といいいたいのか?もしそうなら、何か腹が立つのだが…。
表現の残虐具合とか、当時の現地の言葉で作るとか、前作の『パッション』と同じ手法なんだが、なぜ同じことを二回続けるのか。そこまでこの手法にこだわりがあるのか?タダでさえアメリカでは吹替えに抵抗があるのに?(私は吹替えでみるので、まったく無関係だけどね)。前作だって別にそれが観たくてヒットしたわけではないと思うのだが、ここまでニーズが掴めないのなら、ちょっと彼にまた監督をさせてみようという人は出てこないかも。
どこまで文化的な考証ができているのかわからないが、これが学術的にかなり正しいのならば、環太平洋文化の共通性なのか、貫頭衣とか刺青とか魏志倭人伝に記述されるところの邪馬台国の特徴が見られ、その点は興味深く観た。
話が動き始めるまでにノロノロとテンポが悪く、大して内容もないのだがら110分くらいにまとめればいいのに、とも思う。どうも難点ばかりが目立ってしまうが、正直いうと前日の『ミッション』よりは2倍は楽しめたのは事実である。強くお薦めはしないが、始めの40分をなんとか乗り切れば、それなりに楽しくなってくるよ(じつは、その40分で2回挫折したんだけどさ)。
『リーサル・ウェポン』『ペイバック』『陰謀のセオリー』『身代金』とブチキレキャラの彼の主演作は、私のフェイバリットなのだが、もう、これは観られないんだろうな。
出張とか入ると、投稿は遅れてしまいますわ。
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