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公開年:1981年
公開国:日本
時 間:91分
監 督:大林宣彦
出 演:薬師丸ひろ子、高柳良一、三浦浩一、峰岸徹、長谷川真砂美、手塚真、大石吾朗、岡田裕介、赤座美代子、ハナ肇、久里千春、山本耕一、千石規子 他






第一学園の二年生・三田村由香は、同級生の耕児と一緒に下校している際、道路に飛び出した三輪車の子どもが、時間を逆廻ししたよに後戻りするのを目撃する。心の中で「戻れ」と叫んでいた由香は、自分の力だったのでは?と不気味な予感を覚える。その後、剣道部の対抗試合でも、最後に残った耕児に対して「敗けないで」と願うと、危機一髪で奇跡的に逆転するのだった。そのことを耕児に話してみるが、彼は真面目に取り合ってくれない。そんな中、京極と名乗る男が由香の前に突然現れ、自分と一緒に世界を支配しようと誘ってくる。その数日後、由香たちのクラスに高見沢みちるが転校してきて、不思議な力で生徒や先生を翻弄しはじめ…というストーリー。

その後、角川映画は、原田知世とかが出てきてきて綺麗なアイドル路線とか女優化路線になってくけれど、その前のある意味本当のアイドル映画なのかもしれない。
ただ、先日の『金田一耕助の冒険』同様、大林宣彦演出が空回りしまくっていて、まるでアングラ前衛舞台の様相。いくらマンガな内容だといっても、逆効果になっている。手塚真の怪演がかすむほど。さすがに峰岸徹は仕事を選ぶべきだったかと思うが。その後、TVドラマで何度もリメイクされているので、眉村卓の原作はおもしろいのは間違いないわけで、間違いなく戦犯は大林宣彦。

当時の技術でできる範囲でがんばっている…とか、後の『時をかける少女』の萌芽が見られる…とか、色々フォローしてあげたいところだが、さすがに無理だ。マット合成とか、いかにも古臭い部分があるけど、そういう技術面での問題は感じない。新入生へのクラブ勧誘シーンとか、ああいう軽いおふざけのシーンが猛烈に虫唾が走る。酒の肴にもならない。

そのくせ、何故か「守ってあげたい」という名曲が主題歌だったりして、かえって奇妙さが倍増していたりして。

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出張とか入ると、投稿は遅れてしまいますわ。
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