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公開年:2007年
公開国:カナダ、アメリカ
時 間:108分
監 督:ジョー・カーナハン
出 演:ライアン・レイノルズ、レイ・リオッタ、アリシア・キーズ、アンディ・ガルシア、ジェレミー・ピヴェン、ベン・アフレック、ピーター・バーグ、タラジ・ヘンソン、クリス・パイン、マーティン・ヘンダーソン、ジェイソン・ベイトマン、コモン サー・アイビー、ネスター・カーボネル、ジョセフ・ラスキン、ジョエル・エドガートン、トミー・フラナガン、ケヴィン・デュランド、モーリー・スターリング、アレックス・ロッコ、ウェイン・ニュートン、クリストファー・ホリー、スコット・ハルバースタッド、マシュー・フォックス、マリアンヌ・マルラライリー、ダヴェニア・マクファデン、カーティス・アームストロング、デヴィッド・プローヴァル、パトリック・セント・エスプリト、マイケル・マーフィ、ブライアン・ブルーム、クレア・ケアリー、ウラジミール・クリッチ、ザック・カマー、マイク・ファルカウ 他
コピー:ターゲットは1人――報酬100万ドル 殺るのは誰だ!?
マフィアのボス・スパラッザ邸を盗聴していたFBI捜査官メスナーとカラザーズは、スパラッザがイズラエルという男を殺すためにスウェーデンから暗殺者を雇い、100万ドルの賞金をかけたことを知る。ターゲットのイズラエルは、“エース”と呼ばれた元ベガスの人気マジシャンで、ギャングたちに気に入られて裏社会に入ったものの、その奔放な振る舞いで裏社会全体から目をつけられていた。FBIはスパラッザを逮捕するために、イズラエルに司法取引を持ちかけている。そんな中、エースに100万ドルもの賞金がかけられた噂が広がり、世界中の暗殺者がエースが隠れているタホ湖のホテルに集まってきて…というストーリー。
『ジャッキー・ブラウン』とか『スナッチ』が大好きなので、このテイストは嫌いじゃない。テイストっていうか真似だよね…ってレベルではあるけれど。個人的には、同好の士なんだろうな…と好意的に見てあげたんだけど、一般の人は、真似っコしてるダサさのほうに目がいっちゃうんじゃないかな。所々出てくる下ネタ系の話が、それこそタランティーノっぽくやってますみたいな感じだけど、おそらく監督自身はそれほどエロの人じゃないんだろうね。ぜんぜんドキっともしなくて、わかってないわ~って気分になる。
それに、色々とごちゃごちゃすぎ。キャラ設定自体は漫画のようにわかりやすいんだけど、ビジュアル的な印象づけはイマイチで、例えば、油断すると変装さんと拷問さんが、どっちがスウェーデンでどっちが傭兵なんだっけ?となったりする。お菓子の袋開けてジュース注いでいる間に目をそらしてたりすると、なんかよくわからなくなちゃって、「ありゃ、見落としたわ。こりゃ巻き戻さなイカン』と巻き戻してみるのだが、別に何もなかったりする(笑)。ただ、格好のいい編集のつもりで、カットが飛んでいただけだったりとかね。交通整理するのも監督の仕事だと思うが、その点では落第かも。
救いなのは、ごっちゃごちゃになってこそいるけど、案外、伏線の張り方はまともだってこと。振り返って考えれば、なかなか練られたストーリーではある(振り返らんとわからんようでいいのか)。
まあ、どんでん返しにもなっていない上に、突然シリアスになる最後の展開は、好みがわかれるかもね。
でも、私は嫌いじゃない(いつかもう一回何気に観ようと思う気がする)。『ジャッキー・ブラウン』とか『スナッチ』が好きな人には、「まあまあ」ってところだろう。そうじゃない人には、お薦めしない。スタイリッシュさ、バイオレンス、スピード感、ストーリーの巧みさ、アクション、すべての要素が至っていない作品ってところか。
負けるな日本
出張とか入ると、投稿は遅れてしまいますわ。
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